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行くと決めるのは、自分だよ、やりたいことはやっていい

この夏の私のテーマは、7月は「動く、異文化との出会い」、8月は「やりたいことをやり尽くす」です。これは、数秘学の月のテーマなのですが、まさにその通りの毎日を過ごしています。

7月は2週間で4回泊まりがけで森へ。8月も1週間に1回のペースで、泊まりがけででかけることになりそうです。
7月から8月にかけて、10回以上森へ行くことになりそうです。
そのほかにも、泊まりがけで友人の畑の手入れをしに行ったり、1畝だけ契約しているタカキビ畑の草取りとか、森と畑三昧。
その間に、懐かしい人、初めましての人に出会ったり、とにかく忙しくて、夏バテしている暇がない笑

タガが外れたように動き回っているけれど、とにかく楽しい。青春18きっぷ(JR全線の普通列車の普通車自由席が5回(人)乗り放題のきっぷ。春夏冬の決められた利用期間あり)ももう2冊目。毎回、各駅停車でとことことあちこちに出かけています。

アクティブだね、とよく言われるけど、若い頃はそうでした。北海道までフェリーで出かけた翌週には、岩手の友人宅に5日間お世話になりに行ったり、岐阜でボランティアしてから、栃木で別のボランティアをしたり。初めての海外旅行は、ひとりでひと月かけて、タイを縦断しました。

でも、子どもが生まれてからは、そうもいかなくなりました。
家族みんなで車であちこち出かけることはあっても、自分本位で遠方まで動き回ることはなくなりました。
夫は子どもが小学生になる頃から出張が増えました。単身赴任先でバンドを組んで楽しんでいる様子に、「ずるい」と思っていました。
それでも頻繁に帰ってきては、子どもたちを連れ出して私ひとりの時間を作ってくれるので、私も趣味の茶道を続けることができました。

子どもが中学生になった頃、クラス会に出席したくて、夫に子どもをお願いして帰省しようとしたことがあります。子どもの部活の都合で、一緒に帰省することができなかったのです。その頃には夫も単身赴任は終わっていて、行っておいでと快諾してくれていました。
いざ実家に電話をして帰省することを話したところ、父からストップが入りました。まだ小さな子どもがいるのに、母親が家を離れるなんてけしからん、と。父親は家を離れてもいいけど、母親はダメだ、来るなら子どもと一緒に来い、と。

父がダメだと言ったらほんとうにダメ、と当時の私は思っていたので、泣く泣く帰省を諦めました。

でも、今思い返しても、理不尽としか思えないのです。

父親は子どもを置いて家を離れてもいいけど、母親はダメ

なんで?

我が家はふたりで子育てをしてきました。
確かに一緒にいる時間は、私の方が多かったけど、夫が家にいる時は、子どもたちとの時間を心から楽しんでいるようでした。だから、子どもをお願いして、お互いの都合で動くことは、普通のことでした。

でも子育てをがんばったとは言えない父にとっては、それは普通ではない。

上の子どもが大学生になり、親元を離れて1年が経った頃。

「お母さん、ずっとひとり旅していないんでしょう。行ったらいいのに。」

え、行っていいの?
行きたい!
いつまでも自分の気持ちを縛っていなくていいよ。

6年前の3月、リュックを背負って、三重県熊野市へひとり旅に出かけました。熊野市に住む友人のところへ。ひとり旅解禁。子ども(下の子)には、父親とお留守番をおねがいしました。
自分のやりたいという思いのままに動き始めた記念の旅でした。

その後、京都、奈良、北海道、カンボジアと、子どもひとりを置いてのひとり旅へ出かけるようになります。
確かに父は反対したかもしれない(直接聞いたわけではありませんが)。
それでも、

行くと決めるのは、自分。

やりたいことは、やっていいんだよ。

一歩踏み出した時の、私の話でした。
一歩踏み出したい時、背中押しますよ。ご連絡ください。



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