一歩踏み出したいと思っているあなたの、背中を押したい

note歴は長いのですが、ずっと閲覧専門でした。
最近「ブログ書いてみたら？」と言われたのです。
実はブログ歴も長くて、もう20年近く。文章を書くのは好きみたい。なのでここでは何を書こうと思っていたのですが、ブログの代わりに、これからここで始めてみようかなと。

自己紹介その1：森林浴ファシリテーター

まずは自己紹介。
今年、森林浴ファシリテーターとして活動を始めたところです。
森林浴って何をするの？と思いましたよね。
森の中を歩くこと？
植物の説明を聞きながら散策すること？
森で深呼吸をすること？

森林浴とは、
森へ浸り、緑を浴び、安らぎや爽快感を得ること
と言われています。
（https://www.fwithf.org より）

森林浴では、五感を使って森を感じる時間を過ごします。
見て、聞いて、触って、嗅いで
森のお気に入りを見つけ、愛でる時間がとても楽しいのです。
森のお気に入りを愛でると、心や身体が心地よさを感じて、幸せホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されるそうです。
私は、針葉樹の葉っぱの匂いや、苔を触った時の手のひらの感覚がお気に入りです。

自己紹介その2：高校講師

その前は、高校で講師をしていました。
って聞いたら「理科でも教えてたのかな？」と思いますよね。
それがなんと、国語を教えていました。
国語を教えていた人がなぜ、森なの？とよく聞かれます。
それは、自分の進路選択が普通じゃなかったから。
またここで書こうと思います。

自己紹介その3：ボランティアセンターのコーディネーター

その前は、大学のボランティアセンターでコーディネーターをしていました。
コーディネーターとして、ボランティアの依頼を受け、それを会議で審査し、受諾したものを学生に広報しマッチングし、学生を地域に送り出すことが、メインの業務でした。
それ以外に、学生がボランティア活動について学んだり、きっかけを作ったりする場を作っていました。
ボランティアをしたいけど何をしたらいいかわからない、という学生の相談にものっていました。
年間でのべ250件ほど。
ボランティア相談以外にも、
人生の岐路に立った時、選択を迷う時、相談を受けていました。
こちらはカウントしていません。
学生相談室もあるし、キャリアセンターもあるのに、なぜ私のところにくるの？と聞いたことがあります。
ある学生は「キャリアセンターに行く前にここで相談すると、心が落ち着いて、キャリアセンターに行けるんです。」と言っていました。
それでいいのか笑

ある学生の話：一歩踏み出したいと思っているあなたの、背中を押したい

そうやって相談にのっていた学生とは、今でもたまに連絡を取っています。
私の任期が切れて職場を去った後も電話をくれて、相談にのった学生がいました。
A社とB社とC財団から内定をもらったが、どうしようという相談でした。
B社には行くつもりはないから、A社かC財団で迷っていると。
話を聞いているうちに、彼女は私に話を聞いて欲しいんだな、と思ったので、途中からはアドバイスはせず、とにかく話を聞きました。
彼女が話し切ったと思われたところで、私は彼女にたずねました。
「行きたいところ、決まっているよね。」
「はい、C財団です。」
今、彼女は、C財団でいきいきと働いています。

たくさんの学生の背中を押してきたと思います。
これからは学生だけでなく、
一歩踏み出したいと思っているあなたの、背中を押せたらと思っています。