なんて幸せなことだろう！〜24時間夫婦二人暮らし

24時間一緒の夫婦二人暮らしになって、３週間が過ぎた。3月末に次女が大学のある地へ帰って行き、夫は3月に出張先から帰国してからずっとリモートワーク、私も長期休暇が終わって4月からは自宅待機。

次女が帰った直後は、今のこのご時世で不安だったのか、とにかくよく寝ていた。思考を止めるには寝るのが、私のやり方。

でも夫には、いい加減に起きたら？とお昼ご飯の美味しい匂いで起こされたりして。

6日に久しぶりに出勤してから、翌日からずっと自宅待機。それからは一日にひとつ目標を作り、それをこなし、二日に一回縄跳びをし、数日に一回人のいないところを目指して二人で散歩、という暮らし。

不安なことも心配なこともあるけど、昨日ふと気づいたのが

こんなに長く24時間二人きりでいられるのって、初めてじゃない？

ということ。結婚して約2年後に、長女が生まれた。そこから昨春に次女も巣立つまで、ずっと「家族」で一緒、いつも3人か4人でいた。

子どもが生まれる前は二人きり、といっても仕事があり、昨春からは老後二人暮らしだったけど、彼は出張が多く、私も週5日働いていた。

だから、今回の「自粛」は、初めての24時間二人きりの時間。

なんて幸せなことだろう！

ダイニングテーブルに向かい合わせに座って、彼は朝から夕方までリモートワーク、私は仕事したりいろいろ。そうすると彼の仕事ぶりもわかってくる。すごいマジメ笑 片付けるべき仕事がないと、業務に関係することの勉強をしたりして、意外と超マジメ。努力家なんだな〜。そんな様子を見られるだけで、嬉しい。

もともと私の一目惚れ。一緒にいられるだけで嬉しかったのに、大喧嘩したことも、離婚しようとしたことも。それでも25年。

二人きりで暮らしていると、大好きで大好きでたまらなかった気持ちが、改めて蘇ってくる。原点を見返すことができたというか。そんなことに気づくことができて

なんと幸せなことだろう！

毎日とにかく「生きる」このことを淡々とできる、そのことがこんなに幸せなんだなあと気づいた、昨日のこと。