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流れ 眺め 観察

先日東の都へ一泊二日行ってきました。車で向かったのですが、台風が重なり二箇所の高速道路が通行止め。一号線のみ通行出来ました。休憩のため、コンビニエンスストアに寄ったのですが、運搬がままならない為か空の棚がありました。民家や店舗は浸水した影響で道路や店内を清掃する方、家の車を全開放して乾かしている方がいました。雨風、氾濫によって澱んだ匂いもしました。
日々の暮らしは、こんなにもたくさんの人々のチカラがあって支えられていて、当たり前なんて無いと感じました。

パートナーの予定は時間が間に合わず飛んでしまいました。わたしは植物染めをする予定でしたが、現地に到着したのは夕方。パートナー「せめて、あなただけでも参加できるように」と大雨のなか付き合ってくれて。会場の方、講師の方、参加者の方も、わたしに心を寄せてくれて、あたたかく迎えてくださって、無事に染め終えることが出来ました。みんなのおかげで、この景色を感じることが出来ている。感慨深いです。

なにげない日常

翌日、皇居の辺りを歩いてゲルハルト・リヒター展に行きました。

たまたま綺麗だとカメラを向けたらスワン

芸術、美術、書物、音楽…。作品に触れている時、たとえ作者の意図があるにしても、作品が世に放たれた瞬間から、何を、どのように感じても、自由がある。作品をただ、感じている瞬間、そこには、どんな人も対等に、尊厳がある。
みる角度、切り口によっても、感じ方が変化し、流転する。アートの世界が好きなのは、今、ここにあることができる。最高。

ROSEBAKERYとCOMME des GARÇONSが一緒になってるとこ行きたかった。東の都、一泊二日では足りない。渋谷の茶豆や吉祥寺GokSoundも行きたかった。w.o.d.の聖地巡礼したかった。
arts and science巡りもたのしかった。ソニアパークさんのセンス、素晴らしいし、かっこいい。オンラインでみるのもいいけど、やっぱり触れてみるとでは、体感が違う。
Center for CosmicWonderにも行った。神社みたいだし、スタッフさんは巫女さんみたいだな、と感じていたけれど。そういえば、デザイナーである前田さんが一人でデザイン、展開されてるので、美術館みたいだなとも感じた。タナカシゲオさんの器。きゅんです!毎日白湯頂くのに触れてると、もう、なんとも言えないのきもち。縄文式土器が生まれ、そこから人が火で調理するようになったことが、うわっと来た。

きゃわっ♡

宿泊先を後にする時、幼子が友だちと離れる時に泣いている瞬間と遭遇した。
「さっきまで、一緒に居た。けれど、今はここにある。」
その瞬間、感情は、熱を帯びた"わたし”を深いところから感じることができる、かけがえのないものなのかもしれない。そう感じた。
こたえがほしいわけでなくて。ただ、そうやって、どうでもいいことを、あーだこーだ言ってるのって、わたしでいられる。面白いんだ、たまらなく。

さてさて、どうやら西の都にも行く流れが…。
次回、西の都編❕❔





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