Bee

20210910

推しのバンドの手伝いを泊まり込みでしていて、そこへ蜂さんがやってきて、みんな大騒ぎになった。謎のおじさんがやってきて「なんもせんかったら、なんもしてきやせんよ。」と、頭に二匹蜂さんがとまっていたけれど、おおらかに藁帽子をそのまま被って何処かへ行った。「そうなんだ、怖くないんだ。」という素直なきもちと安堵。おじさんが蜂さんに対するあまりにもシンプルで柔らかいかかわりに、愛おしさを感じる自分がいたという夢。

それとは裏腹に、朝になってもまだ、いらっしゃる蜂さんを心から歓迎できない、わたし。だって、虫が苦手!触るなんて、嫌よ、したくない!おまけに、居間へ移動してらっしゃる。居間は、お手洗い、浴室、各自の部屋、台所と、どこへ何をするにも隣接した場所なため、移動するたびソワソワして。「やれやれ」と思う。エアコンの内部に入っていかれて、試しに起動させてみたら、エアコンの羽が動くたびに、蜂さんも動く。シュールな絵。シュールリアリズム。はじめは動揺して、「何してはるの?巻き込まれたら大変だから、出ておいでよ。」と声掛けたり、線香焚いたり、アロマスプレーを蜂さんには掛からないように噴射したりしてたけど。まったく、動じない。反応しない。天井にとどまり続けてはる。もう、なす術なし。だんだん、「そもそも、なにかしてくることなんてないし。ま、ええかー。」と思えてきて。ぼぉーっと座って、ただ、みていた。
傍からみれば、女の人が窓全開で上を見上げなら「何してるん?お腹空かへんの?」とワーワー言って、ウロウロしているって…。まさに、何してるん…って。滑稽。
今住んでいる建物の一階に蜂さんたちの家があったのが駆除され、家を探しているんやろう…。それにしても、頻繁に来すぎやてー。
蜂さんに、いろいろ話しかけてみていて、蜘蛛の八雲さんのときにも感じていたんやけど。
虫たちというのは、内と外とか、そういう概念とか、感情とか、ないんじゃないかって感じがした。ただ、わたしたちが「駆除するとか、薬をかけてとかは、嫌やん…」など話題に出そうものなら、物騒な生命危機迫ることを察知するのか、羽根をバタつかせたり、ポーズを取ったり、羽の音を立てたりしている。面白いな。

なんだか疲れた。蜂さんをわたしの意のままにしようとすることに。と同時に、「そろそろお腹すいたやろか…。」と蜂さんのことを感じていると、なんだか家族みたいに感じた。

20210911

蜂さん滞在三日目。蜂さん天井、わたしたちはテーブルで共に夕飯を囲み、夜を明かした。
朝から湧き水を汲みに行く予定だったけど、雨が降ったのでまた、次の機会にした。
山を抜けると、彼岸花、コスモスが咲いていた。栗の木に実がなっていた。金木犀の香りがふわっとした。
パートナーが、箒に乗せて「さぁ、安心してここに乗って。広い世界へ行こう。」と声掛けると蜂さんは、うちのベランダあたりを行きつ戻りつ、ゆらゆら迂回して青空へ向かって飛んでいった。
なんだろう…。何とも言えないきもちになった…。胸がきゅっと。巣立ちって、こんな感じなんかな…。ほろり
とか言うてたら、また蜂さん帰って来ようと窓をカチカチ体当たりしてくる。周波数って…。
森の生活をするようになり、パートナーの虫さんへのかかわりが、変わった。積極的に話し掛けて、塵取りや箒など物を介して、自然の多い場所へ帰すということを見かけるようになった。わたしは、どちらかと言うと、お好きにどうぞと、ぼーっとみていることが多い。

月の満ち欠けかかわらず、めっちゃ眠い、眠すぎる。ずっと寝てたい。だけど「着倒すTシャツ」、日々ネタを掘り起こしています!
日進月歩ですが、僅かながらでも、イメージしたものを現す。または、Technologyを触っているうちに、なにかの拍子で「こんなんもええんちゃう!」みたいな現れが起こっている。

意識って、無意識って…。
周波数って…。
試行錯誤して、やってみて、調整調節して…。


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