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土から日(ひ)へ

地元の民族資料館に行った

そこで印象深かったのは、銅鐸だった

銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器である。紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用された。(引用:Wikipedia)

なんでも、昔、地元の土地から、
幾つも出てきたそうで型を作り、そこへ銅を流してつくられ、1メートルを越える大きさのものもあったそう

わたしがみたものは、
鹿などの動物や、三角が幾つも並ぶ模様が描かれていた

何百年と経っても、欠けることはあっても、ほとんどその姿形はそのまま、遺っていたのに、驚いた

見本の銅鐸を鳴らすこともできたので、
鳴らしてみると、
イメージとしては、神社のときに鳴らす鐘の音

民族資料館の方から、話を聴くところによると
銅鐸は、かなり高度な技術でつくられたようで、
今、再現してつくろうにも、つくることがかなり難しいとのこと

今日まで銅鐸は、歴史の授業で習って以来、
どんなものかも、
何に使われていたのかも、
わたしにとっては興味もなかったし、
知ろうとも思ったことがなかった

実際、銅鐸を、みて、聴いて、触れてみると、

お寺や神社にある鐘
神事につかわれる神聖なもの

人にある
神性さ、神聖さを
鼓舞するものだったのだろうかと、
わたしは思いを馳せた


弥生時代、土に埋めた銅鐸を地上に迎え祀ることは、大地の神を祀ることだったようだ
なぜか、わたしは龍のことも思い出された

古墳時代には、銅鐸の役割は鏡に変わったらしい
鏡は、天の神、日の神を象徴するとされていたとのこと

まさに、

今の、
これからの、
ちきゅうと、リンクした

この日の体感は、
ただ歴史に触れたというよりも、

人は、自分に意識を集中すると、全体となり

今では、再現不可能と言われているようなものを、
生み出すことも、可能なのかもしれない

鏡(かがみ)は、我(が)が抜けると、神(かみ)となるという話を聴いたことがある

わたしの本心から湧き出ること、

シンプルな、素直さ、純粋さを、

もっと、もっと、感じる

もっと、もっと、現す

こうして、わたしから放つことが

どこかの

何かと響いていたら

うれしい










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