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ミャンマー観光 2023年7月

2023年に入り本格的に観光再開が進んできたミャンマーですが、特にこの半年でだいぶ状況が改善しましたので少しご報告したいと思います。

まず、バガンやガパリ、インレー・カックーだけでなく、ゴールデンロックやバゴー、ピンウールインあたりも外国人の観光客が戻ってきています。
これは、観光地の治安が落ち着いてきていて、宿泊施設なども受け入れを再開していることが大きいです。
ゴールデンロックも山頂のホテルに外国人旅行者が以前通り宿泊できていますし、マンダレーの高級ホテルなども全面再開するところが増えてきました。
一方ヤンゴンはというと、強盗やひったくりなどの事件が起こっていますので治安はまだ回復途上だと言えます。ご旅行される方は注意が必要です。

軍と民主派勢力の武力衝突については、以前のように辺境地帯やサガイン州など地方の一部で頻発していますが、現在ラカイン州のミャウーを除いて主要観光地で観光客が何らかの影響を受けることはないでしょう。

日本ではクーデター以降民主化運動が盛んになり、報道でも戦闘や弾圧が収まる気配はないという内容が多く見受けられますが、実際のところ現地は普通の生活に戻っており、市民が抵抗しない以上治安当局も何もしないという状況にあります。ひとつあたり前の事実として、市民も食べていかなくてはいけないという現実があります。コロナ前まで観光に従事していたミャンマー人でいえば、ほぼすべての人が外国人が早く戻ってきて本来の仕事がしたいというのが本音でしょう。

観光省も今秋以降のハイシーズンを見据え、ビザ免除再開なども検討中だと伝わってきていますし、徐々に以前と同じように観光できるようになるものと予測しています。
ついでながら、ヤンゴン以外の外国人観光業者は現在ほとんどいないでしょうから、こういった本当のところどうなのか?といった生の情報は他にあまりないのではないかと思います。
また新たな情報が入り次第ご報告していきたいと思います。

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