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へバーデン結節の変形はもどらない🥺‥けれど痛みはお灸で取れます✨

へバーデン結節とは主に手の指の第一関節に生じる変形を指します。

遺伝の要素も大きく、男性女性問いませんが、痛みがでるのは女性が多いような。

問題なのは変形だけでなく、痛みを伴うケースです。

赤くパンパンに腫れ上がり、その痛みは触れられないほどで、それが手の指全部に及ぶこともあります。

残念ながら一度変形した形は戻らないと思います。

でも痛みはある程度取ることができますよ✨✨



変形が強くても赤く腫れず痛みのない方もいます。親子でもそうです。親の手指変形が強くても痛みはないのに、子の変形はあまりなくても腫れて痛みがひどいということもあります。


変形は鍼灸では戻りません。

ですが、痛みはお灸でほぼ感じないほど取れることもあります。

お灸のやり方をご紹介しますね。



直接灸‥古来からあるお灸→これが一番効きます。

皮膚に直接お灸を据える方法、順を追って。

誰にでもできるお灸の作り方 モグサは高級艾を使用します。量は豆粒ほど。

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コースターで伸ばして

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米粒大ほどにする

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これらをへバーデンの両側に据えていきます。

赤は紫雲膏(しうんこう)、透明はワセリン、紫雲膏は後で解説します。どちらも厚めに患部にのせます。そして直接灸を熱くなるまで何回も据えます。だいたい5〜10回くらい。個人差があるのですが、自分でする場合はこれくらいにしておきましょう。


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厚塗りの紫雲膏またはワセリンなので直接据えても大丈夫👌

数回から7、8回据えると熱感が急に来るはず‥それで終了。


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直接灸の過程を市販のお灸でするとこうなります。実はみなさんこれでやっています。ガンガン何度も据えるらしいです😊お灸の強さはライト(普通より下)で。

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そこで私なりに考えたのですが‥。

お線香でできないものかと思いまして‥お線香使用で。

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左右へバーデン患部にお線香を近づけて熱感✖️5回でどうでしょう?簡単でも熱感は得られます。

薬効を期待して紫雲膏を薄く塗るのもいいかもしれません。


患部の他に、赤いシール、薬指の小指側、ここも必ずやってください。井穴(せいけつ)です。両薬指だけでいいです。


お灸がなければお線香でもかなりの熱感を得られます。

へバーデン結節の激しい痛みにどうぞお灸を。

お線香を。


※紫雲膏(しうんこう)について

江戸時代、天才医師である華岡青洲が作った生薬由来の軟膏で今も市販されています。私はお灸の時によく使います。




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