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重圧から脱力のフェーズへ

定期的に来る、現実を全力で受け止めるフェーズを終え、先週末から脱力のフェーズに入った気がする。ラーガ教室は、毎月不思議と節目になる。

ラーガ教室の会場や運営のサポートをしてくださっている今此処商店は、又の名をリハビリセンターと言う。今此処商店で活動しているアートチームROOT CULTUREのメンバーがそう呼んでいるのだ。

なぜ、リハビリセンターかというと、確かに今此処商店は、不器用故に社会生活を送る中で輝き方を見失った宇宙の子どもたちが流れ着く場所のようで、お互いに輝き方を思い出す為、人間愛をベースに関わり合っている感じがする。

彼らは、本当の愛を知っている人たちだと思う。
今此処商店は美しく機能しているコミュニティだ。

私もそんな、輝き方を見失った宇宙の子どもたちのうちの一人だった。そして、リハビリセンターに定期的に通うことで、順調に輝き方を思い出しつつある。

今此処商店に集まる宇宙の子どもたちは、リハビリの過程で習得するのか、或いは元々の特性なのか、脱力の達人が多い。

コロナ禍でテリーさんを守ると言う使命感を持って毎日(毎秒)過ごすことが当たり前だった私に、彼らは脱力の概念を与えてくれた。一緒に過ごしているうちに、自然と私の中に脱力がインストールされていったような感じだった。

人と関わるって本当に面白い。

「大切な人を守らなきゃ」と思うと、どうしても環境をコントロールしようとしがちだ。予め様々な状況を想定して、自分が思い込む「良い環境」を作ろうとしてしまう。
ところが、必ずしも自分の価値観や判断が正しいとも限らない。自分の中の想定や最適解なんて、実はたかが知れている。宇宙の計らいが唯一の答えだから。

環境や状況をコントロールしようとすると、未来や過去に意識がいってしまい、今此処にいられなくなる。

大切なのは、今、何が起きているのか。
それこそ、ラーガのレッスンでは、師匠の今を受け取ることが全てだ。

ROOT CULTUREのサポートを得ながら、今此処商店でラーガ教室を開催することになったのは、私にとって運命以外の何物でもないように感じる。


テリー・ライリーの弟子という人生を選択した現実
この一ヶ月、この重圧を最大限感じることから逃げずに、受け止め続けた。
ぐーっと緊張した心の筋肉を、すーっと脱力していく。
すると、然るべき流れに身を任せられるようになる。


時々、どうしてそんなにストイックなんですか?と聞かれる。

正直、知らん。

人生って、そういう物なんじゃないの?って思ってしまう。
天命を全うしているだけ、です。

人生舐めんな。
誰に対してという訳でもなく、そう思っている。

なんでだろ。
「舐めんな」って、割といつも心ん中で思ってる。
本当、なんでだろ笑


さて、今月はテリーさんのバースデーコンサートがある。
最近は二人でキーボードシンセを弾くというスタイルです。

テリーさんが弾くフレーズを私が真似してループして弾き続け、テリーさんはそのうちそのループから離脱して即興を弾き始める。

人間テープループスタイルです。


88歳の師匠

時間は限られている

なんていうか
本当、凄いことだよなあ…


がんばります(あれ?脱力は?笑)


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