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紫微斗数 人生の幸福度を上げる考え方~対宮と三合宮~

皆さま こんにちは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

今日は、天長節。令和の天皇陛下の誕生日を祝う祝日です。

令和の天皇の柔らかでお優しい雰囲気に、ちょうどこの時期に見ごろの梅や桃の濃淡のピンクの可愛らしさが色を添えているように思いました。

最近は空も澄み渡って、お天気が良い日は暖かいことが多いです。

ただそうは言っても、やはり2月。寒い日はとてつもなく寒いです。

今週も週末になる前は、猛烈な風が吹く何とも寒い日がありました。

昨日は、横浜港のすぐ隣にある横浜ベイクォーターの占いのアリーナさんで対面鑑定をしていて、港から吹く海風?がかなり強かったのを覚えています。

横浜ベイクォーターは割合オープンな作りで、店舗の中から外の横浜港が見えます。

鑑定が終了する20時前後になると、高層ビルの窓の光のイルミネーションが海に反映してキラキラ光って、とても綺麗です。

真っ暗なブラックコーヒー色の海の水面に輝く灯りが、この厳しい世情に灯る希望の光のように感じて、明日も頑張ろう💪と思えます。

暖かくなったら、のんびりと水上バスに乗って、ヨコハマ観光したいです。

私は命術とタロットを両方使って鑑定します。
命術では、紫微斗数と四柱推命とを主に使っています。

紫微斗数ではとても大切な考え方があります。

「三合宮と対宮」という考え方です。

対象となる宮と、対面にある宮、そして対象宮から左右に四つめの宮二つの計四つの宮は、どの宮を中心の命宮にしても、互いに強く影響し合う宮同士と言われています。

対宮も三合宮も宮の十二支からで読みとっていきます。

対面にあるのが対宮です。対宮は、その言葉とおり、対象となる宮の対面にある宮です。

対宮の組み合わせは下の六つです。
「冲」の組み合わせの十二支になります。

子 午
丑 未
寅 申
卯 酉
辰 戌
巳 亥

三合の組み合わせは下の四つです。
三合会局を構成して五行変化する十二支の組み合わせになります。

亥 卯 未
寅 午 戌
丑 酉 巳
辰 子 申

紫微斗数は、自分自身を表わす命宮をとても重要視します。

命宮の対宮と三合宮は、遷移宮、財帛宮、官禄宮で、この四つの宮が命盤の基本の判断の要となります。

それぞれの星の状態や、入っている宮との関係、お互いに及ぼす影響など考慮しながら、命盤の判断をしていきます。

対宮と三合宮の考え方は、その方の基本的な性質や傾向だけでなく、大限や太歳などの運気の判断や、仕事運、恋愛運などのスポット的な判断の際にも使われます。

それは、自分のことを考えるとよく理解できます。

人の性格や性質は、一つの事柄で言い表せないくらいたくさんの「顔」を誰もが当たり前のように持っています。

そのたくさんの「顔」を表している重要な要素が紫微斗数では対宮であり三合宮なのです。

長所も短所が複数あるというだけでなく、環境やその状況下では欠点が長所になり、長所が欠点になることもありうります。

自分の性質や傾向を複数の視野から知ることで、様々な仮定を想定できますので、自分に合った環境で生きる選択が可能になります。

紫微斗数の対宮と三合宮は、自分の人生の幸福度を上げるための合理的な考え方だといえるでしょう。


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