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皆さま こんにちは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

今日は「運」についてです。

運の吉凶について書いていたら、またしても長くなり💧、2回に分けることにしました。

こういうところに、私の「食傷星」の足らなさをいつも感じてます😅


「運」と言う考え方は、私たちの生活にとても根ざしています。

「今日は運がいい」、「あの試験に不合格だったのは本当に運が悪かった。」など、占いを信じない人でさえも、自分の運の上げ下げに一喜一憂します。

運とはなんでしょうか?

運はWikipediaによると、「人の力ではどうしようもできない巡り合わせ」と説明があります。

偶然や、周りの環境など自分の意思以外の要素で起こってしまう出来事のことを指します。

つまり、自分ではどうしようもできないことが、自分にとって良い作用をもたらしてくれると「運が良い」となり、反対に悪い影響を及ぼしたときは、「運が悪い」となります。

古代の血を血で洗うような時代に、いかに支配者が生き抜くかのために生まれた東洋の占いは、「吉凶」と言う運の判断を重要視します。

四柱推命や紫微斗数など、生年月日、生まれた時間から導きだす「命術」の占いは、その人の一生の「吉凶」の時期や、吉凶の相性、自分にとっての吉の性質、凶になる性質などが分かります。

元々自分が生まれ持った「吉凶」を把握することは、まだ見ぬ災難を避け、小さくし、そして、自分の気づいていない吉の可能性を見つけるためには、とても役に立ちます。


自分の「吉凶」に沿った生き方は、自然であり、無理が少ないため人生の幸福度が高くなると私は思っています。


もちろん、何かを成し遂げるためには自分の意思や行動が大切です。

自分に始まり、自分に終わると言ってよいくらい、自分こそが結果や成果にとても大きく影響します。

ただ、自分が生きている今は、他人が同時に生きている今であり、複合体の社会であり、流れている時代でもあります。

どうしても、自分だけでは成し遂げられないことは、たくさん出てきます。


誰もが自分と同じように成功したいし、幸せになりたいからです。

だからこそ、頑張れる自分になりやすく、自分以外の要素が味方になってくれる時期に動くことは、成功の確率を上げるためにはとても効率的で効果があります。


占いではその時期を「吉」の時期と言います。


反対に「凶」の時期とは、自分にとって為にならないマイナスな方向へ行きたくなったり、良いことに気付きづらかったり、自分以外の助けが期待できない時期と言えます。


四柱推命では、その方が生まれ持っている五行のバランスや種類から、紫微斗数では、十二宮とその宮に関係する宮の状態や星の配置、四化星が飛んでいるかで、有利🟰吉、不利🟰凶の分野、時期を出すことができます。

何が吉で凶かは残念ながら生まれたときから決まっていて、変えることはできません。


それは、いくらアメリカ生まれのアメリカ人になりたいと思っても、成長した本人が過去の出生地を変えられないですし、生まれた人種を変えることはできないというのと同じです。

この部分が、占いでいう「宿命」的な部分です。

でも、アメリカ在住になったり、アメリカ国籍を習得することは、自分次第では可能性があります。

このように、自分の行動や意思で変えられる部分が、「運命」的な部分です。

よく占いで「宿命」は変えられないが「運命」は変えられるという言葉を聞かれたことがあると思いますが、上記のようなことを指しています。



自分が持って生まれたものを受け入れた上で、自分がどんな人生を過ごしたいか。


自分の頭で考え、自分の足で行動する。


自立した自分であることが、運の凶を抑え、吉を活かすことに繋がります。



だからこそ、自分の人生が「幸せ」になるかどうかは、宿命部分よりは、運命の部分で大きく決まってくるように私は思っています。



島村知里先生の著作「九星気学入門編:天・地・人 九つの星があなたに幸運をもたらす」の中で島村先生は運命についてこう書かれています。


「活用するのは宿命と運気。その時々の運気をどう過ごし、乗り切るか。各個人の知恵が「生・き・る」ことに繋がります。」と。

私はこの文章が示すことが運命学だと思っています。


大好きな文章です。



占いは、今この瞬間に、自分にとってより良い選択肢を選び取るための知恵の一つ。


そう、占いはすべてではありません。


占いを上手に活かして、嫌な「宿命」は「外す」未来を作っていきたいですね。









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