多分多弁
元気な時はよく喋る。疲れてくると、異常に喋る。
その喋り方がすごい、らしい。
頭に浮かんだことは口に出さないと気が済まないし、浮かんでないことも勝手にペラペラ出てくる。で不思議なことにずっとご機嫌。
「このご飯すごく好きー、茶色いものとご飯の組み合わせが好きなんだよね。角煮とかそう言うタレ系ってたまらない。あでも隣の麻婆豆腐もすき!大学生のときすごくよく作ってたんだよね。こう強火でわーっと作ったらすぐだし豆腐だからし太らなさそうかなって思って。あーん杏仁豆腐もある!プリンより選ぶ時がある!杏仁豆腐って。冬はプリンだけどねー、あと喫茶店の四角い硬めのプリンとかは絶対食べたい。喫茶店好きなんだー!福井のばあちゃんが喫茶店やっててさ、捨てる恋の歌とかいて、「しゃれんく」っていう店!ばあちゃんもう年取ったからお店引退したけど昔あそこで飲んだアイスティ美味しかったなーー業務用のやつだけどね、砂糖とミルクめちゃくちゃ入れて超甘いやつ。うちのばあちゃんずっと恋多き女っぽくて、喫茶店でもモテてたっぽい。ばあちゃん動物好きで。しかもその動物たちがとにかく大きく育つ家だったんだよね。チワワも爆弾みたいに大きくて!………………まだまだ続く」
という感じで、ノンストップで喋り続けてしまう。ショッピングしようものなら歩いてる時間ずっとこれである。その声がデカいらしく、恋人に注意されてハッと気づく。
恥ずかしいなあ…
病んでるはずの時期なのにとにかく喋りが止まない時期があった。なんかそう言う症状があるらしい。もしかしたらこれがそうなのかもしれないし、そうではないのかもしれない。このnoteの表紙にした絵は新幹線で暇すぎて書いた絵なんだけど、この一本一本が雑な木がとにかくたくさん生えてるって言うのが私の脳内なのかもしれない。
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