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題名 「些細な時の中」

この夕空の下を歩く道
立ち止まると
時が静止したように
儚い空間に自分は包まれる。
切なさと同時に湧く
愛しさに心は満たされ
この足は先を目指していく。
ただ真っ直ぐに
心は前を向き
笑顔のままで
当てもなく風と共に。
進んでいく中に
数ある大切な思いが存在する。
見つけて拾うように
心は受け止めて
広げていきながらそっとしまう。
いつもの日々は繰り返され
たくさん集めた心の欠片は
ほんの些細な日常の中で
キラキラと光を帯びていく。

           紗羅

夕暮れ時の散歩は
朝の散歩と違った思いを抱いたりします。

終わりを告げる1日へ
今日と言う日に向かい
頭を下げる。

そんな思いが1日を大切に生きた証。

何気ない日常の積み重ねが
自分の心を満たしていく。

それを忘れさえしなければ
どんな小さな思いや出来事も光になる。

そんな事を思いながら
歩いた夕方でした。

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