題名　「夏の囁き」

雲を晴らし
眩しい光の中に包まれる。
もう一度瞬きをしたら
夏は目の前にやってきて
振り向いた空は
爽快さを増していく。
夏めく日差しが
この空へ広がりながら
青嵐に包まれて
夏草は輝きを増して生い茂り
煌めきに揺れた光景は
見つめた心を虜にさせる。
浴びた陽光に
少し身体が火照り
涼しい影へ身を寄せたら
静かに心を澄ませる。
梅雨半ば小暑の時
夏至の長き陽が空を覆い
どこまでも地上を照らしていく。

　　　　　　　　　　　　紗羅

今日は夏至ですね。
朝と夕方は、少し晴れ間も見えましたが
日中は梅雨らしい曇り空でした。

この時期は陽が長く
夜19時過ぎくらいまでは
明るい空が続いています。

本格的な暑い夏は
今からやってきますが…

夏の時間は
今がピークなのかと
思ったりもします。

明るい空を見上げて
夕方の風に吹かれながら

夏至の1日と
夏空を重ねてみました。