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題名 「ある日の夕暮れ」

夕暮れ時を
1人歩く道 
尊い日々を踏み締め
毎日を繰り返す。
さまざまな
出来事にすれ違い
たくさんの人と行き交う
かけがえのない時間。
朝日と共に始まり
昼下がりの下で小休止
夕暮れの場所まで
地へ足を着かせ
この時を運ばせる。
辿り着くまでの
流れる時は
いつも足早に
通り過ぎていく。
夕風に吹かれる
少し淋しげな心は
オレンジ色に染まり
暖かな空間に包まれ
この広い空を見上げたら
微笑みを返す。
また明日も
この空の下へ訪れようと
願いを込めた。

        紗羅

6月の夏至まで
日が長い時間は続いていく。

今時期は
仕事の出勤時と帰宅時が
どちらも明るく
嬉しいと感じながら

仕事を終えたあと
夕暮れ時に
駐車場まで歩く道が
落ち着く時間となっている。

夕空を見上げている時
今日の節目は
平穏無事だと思いながら

明日も必ず見ようと呟く。

この日常には
いつかは
終わりがやって来るけど…

自分が生きている間
こうやって毎日
空を見上げたいと願う日々。

自然に触れると
気づかなかったことを
教えてくれるように

考えることや
思い抱くことを
深めていく。

そして
人としてのリセットがかかり
明日へ向かう準備をする。

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