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題名 「ひとつの命」

冷めた視線で遠くを見つめ
その眼差しはいつも何かを見据えている。
心の火種は小さく音を鳴らして
鼓動を動かし共鳴させ
さらにその音を上げていく。
燻っている心の戸惑いはいつものこと
生きることは常に迷路の中
この世に存在した時から
自分の身体に深く刻まれている。
触れて感じた生きる思い
心へ辿り着いた
光に満ちるひとつの命。
流されていく光を追い
灯された道を自分は歩く。
不安や迷いは進みゆく風に乗り
どこまでも心と共にする。
消えかけようとする思いに火を灯し
身体に伝わる願いが
広がりを見せたら
自分がここへ存在するうちに
限界まで駆け抜ける。
たった一度の心へ抱く情熱を
絶やさず武器にして最期まで守り抜く。

               紗羅

終わりが分からない未知の中
皆一緒ではなく平等ではない。

1日を生きる24時間
時の流れだけは一律だろうか。

歳を重ねていくことに
漠然としたものから鮮明に移り変わる。

自分が見たもの、感じたことの思いにより
命について学んでいく。

この命を全う出来るなら
それが何よりで本望だと思う。

ただ見えないのが現実として
自分に突きつけられる。

だからこそ、大切にしたい。
その思いに尽きる。
理由は考えなくて良いかな…。
そう思ったりもする。

ただ、心地良く感じる時を
体と心が続く限り
たくさん作りたいと思う。

人との触れ合い
物との向き合い
自然との対話

そのためには
自分をしっかり生きようと
改めて思いながら
詩を書き綴りました。

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