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題名 「ひと夏の前」

眩い日差しの中を
雲が遮りながら
初夏に辺りが包まれる。
ゆく季節を止めるように
今を感じろと
乾いた風に
湿る風を混じらせ
雨の気配を送り込む。
不安定を呼び
独特な空を運んだら
雨雲が辺り一面を覆い
肌へと触れる
雨が落ちる中
向こう側の空に
陽の光を垣間見る。
それは夏の予感を
心へ残しながら
今の短い時を
先に繋げていく
夏へと向かう架け橋。

        紗羅

職場に着き
見上げた空は対極でした。

向かう空は
今にも雨が降りそうな
黒い雲が広がり

振り返る空は
青空が覗く晴れ間が広がっている。

それを見た時に

この不安定な揺れは
夏へと少しずつ
進んでいる証だと

季節の変わり目に立ちながら
しみじみと思った朝。

そんな空を見ていたら
気持ちが煽られ

携帯片手に
即興で詩を書きました。

このまま投稿します。

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