題名　「休息の場所」

日が沈みゆく頃
遥か遠くを見つめる視線は
夕日に染まるように
黄昏の刻を共にしていく。
瞬きする時間を惜しみ
見渡す先の彼方に
自分の落ち着く場所を見つける。
束の間の安らぐ胸
心の笑みに温もりを抱き
静かにこの流れを受け入れながら
今生きる自分を感じていく。
波を打ち過ぎ去る今日は
この光景を目にした時
ゆっくりと引くように音を止める。
心は落ち着き
そして望むままに
見えぬ明日へ向けて
真っ新で穏やかな道を広げていく。
優しさに溢れたこの場所で
しばし時を遅らせるように
自分のすべてを
預けるように身を寄せる。

　　　　　　　　　　　　　紗羅

夕空を見上げると
どんなに忙しい1日だったとしても
不思議と心が落ち着きます。

夕焼けを見たいと思っても
仕事で見れない事も多々ありますし

冬時期は暗くなるのが早いので
たくさん見逃していました。

今からの時期は
日も長くなり見れる機会が
増えると思いながら

疲れた心の癒しが
帰りに待っているようで
春〜夏時期の楽しみが1つ増えました。