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題名 「心の舞」

歩く旅路の半ば
ふと足を止めることが
何度も訪れる。
今日さえ決めることが出来ずに
視線を落とし深い吐息と共に
堪えきれず見上げた空に涙が滲む。
彷徨う心のままで
この思いを振り切るように
問いかける自分へ触れて
答えを求め確かめた心は
揺れてしなやかに
この時を越えていく。
呼びかける言葉が宙を舞い
螺旋を描きながら
すべての思いが自分に届けられる。
不器用でいいから…
その思いを素肌のままで受け止めたい。
大切な心を忘れないように
生きていく心を見失わないために。

               紗羅

心が舞うたびに
今のままで良いのだろうか…
そんなことを思う自分がいた。

人から指摘をされたことも多々あり
心の処理が追いつかず
自分がすべて悪いんだ…
そう思った時もありました。

ただいつも心の中は燻っていて
何かしらの反発が起きます。

その思いを繰り返し
疲れ切った心に映るものは
誰かでも何かでもなく
それでも自分だった…。

このままでいい
自分のままでいよう
背伸びもしないし
飾ることもやめよう

そう決めてからは
低い場所をぐるぐると
回っていた狭い心が
広い場所を求めて飛び立つように
舞いたくなりました。

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