題名　「一人の存在」

一人しか居ない自分の存在が
すべてを決め変えていく。
課せられた世界の中で
自分の始まりを告げる。
切り札は自分
そこへ辿り着くまでには罠がある。
見極めて掻い潜り
瞬きすることなく
自分を知り尽くし
その心を解き明かしていく。
先に待つものは一体何か…
光を追いかけ闇を切り裂き
迷い彷徨うように
一心に越えていけばいい。
共にする心は風向きを変え
自分の明日を探し出す。
見つめて揺れる運命から
鎖を外して動き
塞ぐ心を壊していくように
このまま切り開いていこう。
そして穏やかな時が待つ場所へ
ただ自分は笑顔を届けにいく。

　　　　　　　　　　　　　　紗羅

一人きりの自分は
何かを求めるように動き出す。

行く先々は
待ち受けるものがたくさんあり
一筋縄ではいかない。

でも、それが人の心なんだろうと
頷きながら思う。

さまざまに動いていく感情の中で
辿り着く場所が欲しいといつも思う。

止まっても良いし
遠回りしても良いから

「自分の心が笑うこと」
それだけをいつも目指しています。