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題名 「感情を越えて」

無限に広がる心の思い
この身体が
生きてゆく限り続いていく
深き忘れぬ出来事。
思い出す胸の内は
鮮明に映りながら
時と言う流れに馴染んでいく。
その場に浸るよりも
歩き出そうとする選択は
淋しさを取り巻く
自分の背を押す。
失うことの恐れは
克服せずとも
このまま連れて行き
赴くままに
揺らいだままでいよう。
遠ざけることは
今の自分を消滅させる。
大いなる感情は
人である大切な証。
最後まで付き合う自分を
活かすも殺すも
自身の心にある。
水面下で蠢き
形成される人格を追い
感情の原点を見つめていく。

          紗羅

人はさまざまな感情を持ち
思い考えることが出来る。

それは幸か不幸か…

その答えは自分にしか分からず
自分で決めている。

簡単に導いていく答えもあれば

複雑に追い込んでいき
答えへ一向に辿り着かない
結末になることもある。

プラスでも、マイナスでも
自分の感情次第で
どうにでも転がっていく。

人は十人十色、千差万別
すべてが違い

環境が整っていようが
羨ましく見えようが

本人がどう思うかで
見える世界は
天にも昇るし、地にも落ちる。

感情とは
素晴らしくあり
恐ろしくあり
それも自分が決定している。

自分を操るのも
操られるのも
ただ疲弊するだけ。

誰かが自分の邪魔をしていたり
立ちはだかるように見えたら

それは自分の心に映る幻。

時を重ねて思うことがある。

感情を忘れてしまうのも悪くない
無の境地へ向かう大切さを知った。

プラスにもマイナスにも考えない感情。

人である以上
それは難しいのかもしれない…

でも終着地は
感情を越えた先にあると
心は押される。

原点へ戻り
そこから始めていく

そんな自分と
常に向き合っていきたい。
そう思っています。

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