題名　「立春の候」

まだ寒き季節の中へ立ち
遠く見渡す先には
春色の兆しが穏やかに
望む便りを心へ惹き寄せる。
過ぎ去る冬を跡にして
迎える春の眩い光が
ゆっくりと交差しながら
四季の境界線を眺めていく。
遠くに近くへ
揺れ動いていくように
冷たき温もりを感じる狭間は
この心をくすぐる。
今日を歩き
明日を見つめながら
移り変わりを静かに受け入れ
緩やかな風が舞い
雪を溶かしていく頃
この空は春を告げていく。

　　　　　　　　　　　　紗羅

今日は「立春」になります。

今の気温は高めですが
明日から雪予報が出ているので
また寒くなりそうです。

日の出が早くなり
日の入は遅くなり

明るい時間が長くなったのを
実感しながら

この時期は
気温が上がって
春がやって来たと思いつつ

いきなり極寒の寒さが
やって来るので

冬と春が仲良く
押し合っているように感じます。

気温の変化に
体調が追いつかないこともありますが

こうやって少しずつ
季節が変わっていく醍醐味を楽しもう。

そんな事を思う
ここ最近です。

〜このままの　自分でゆけと　風は吹き
道に溢れた　季節が告げる〜