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題名 「我が道を」

語れるほどの道ではなく
決して広大でもない。
自分が歩むだけの狭き道。
光を灯しながら
進めるだけの幅を創ろう。
隙間を掻い潜るように
少しずつ自分の歩幅を進ませ
時折疲れたら
深い呼吸の元で空を見上げる。
広き空を心へ和ませ
小さな自身の存在と
大きく頷いた自身の姿が
霞から晴れ間を見せ
目の前に笑顔を咲かす。
幾度となく繰り返す
傾きや彷徨いの中
立ち塞がる道半ばに
自分を奮い立たせる思いが
散らばっている。
一つ一つ拾い集め
問いかけるように涙を流し
先に待つ行く末を
この心が
終着地へと連れていく。

          紗羅

大層な道ではないけれど

一度しか無い人生だから
とても大切な道。

光り輝くような
脚光を浴びたりはしないし
無限に広がるような
広大さもない。

でも、そんな自分を生きたい。

求めていく道は
選ばないようにしています。

行き止まりとなり
その場でひたすら
掻き分ける作業が始まるから…

そのうち疲弊し
ストレスは溜まり
誰かの道へと
足を運びたくなるように

フラフラと歩き出す。

辿り着いた先は
自分の道ではなく誰かの道。

そこでは軸を失うから
更なる混乱が待ち受ける。

自分との違い
他人との比較
フラストレーションから起こる衝突

光の錯覚は
ダメージしか残らない。

しかも、自分の進む道は止まったままで
限られた短い時間は刻々と過ぎていく。

求める道には
理想郷ばかりが存在する。
他へ向けられる道であって

そこに自分が居ないのは
もったいない。

だから、自分に寄り添う道を
歩みたいと思っています。

大袈裟に言えば
しがみついてでも自分の側に居ろ!
そんな事を問いかける。

足りないものは
たくさんあるから
補いカバーしながら
それを繰り返すことで道は開いていく。

人間長所と短所があり
自分の近くに居ないと見えてはこない。

自分のことが嫌いで上等!
これが自身を認めることになる。

最初はそれでいい。
そこが始まりだと思うから。

この思いが
道を掻き分けたり
掘り下げたりする
原動力となっていく。

身軽になっていきながら
どんな隙間だって
駆け抜けることが出来る。

気にしない
気にならない

自分の感情を
支配しないし、支配されない

そんな我が道を進んでいこう。

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