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題名 「触れた結晶」

生きていく世界は
触れるものに囲まれていて
ここから心は生まれ物語が始まる。
目に飛び込み映るもの
流れるように聴こえてくるものがあり
いろんな香りが自分の元へと運ばれて来る。
その感じた思いから触れる心を覚え
手を伸ばして心が動き
自分の心は求めていきながら何かを掴む。
光を見つけ触れてみたら
きっと闇にも触れていくだろう。
笑顔や優しさのような暖かさ
心地良く穏やかな空間
心から望むような時に触れていく。
涙や悲しみのような冷たさ
孤独が漂う不安定な空間
心から消し去りたい時にも触れていく。
触れていくすべての思いは
さまざまな色や形をした結晶となり
いつも自分を取り囲んでいる。
そして心が揺れ動く度に
しなりながら音を立て
結晶はぶつかるように鳴り響き
心は支配され自分で支配していく。
真っ直ぐで穏やかな波と
嵐のような荒波を交互に越えていき
すべてが重なり心が目覚めた瞬間
最後は1つの結晶となり
心の中へ透き通るように消えていく。

               紗羅

自分がすべての感情を決めている。

喜怒哀楽のいろんな形や色をした
数々の思いがすれ違い
ぶつかり合っている中で

その感情の渦に巻き込まれていくのか
それとも客観的に見ることが出来るのか
自分次第になります。

生きている間は紆余曲折を
繰り返して外へ向かう感情も
人としての人生を終える時には
思いを1つにして
自分の心へ納めることが出来たらと…。

そんな思いを抱きながら日々を生きています。

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