見出し画像

題名 「時が経つ場所」

歩いていても
走り続けても
止まることがあり
振り返ると
見えない時の流れが
すり抜けるように
通り過ぎていく。
忙しい場へ身を置き
緩やかな地を求め
人は漂うように
彷徨いながら
待つことの無い
時と交わり
1日が終わりゆく。
黄昏に紛れて
夕刻の風に吹かれながら
空を眺める家路の前で
時の速さを切に思う。
今日へ向かった
晴れやかな空色は
今宵へと向かい
深みが増す夜空に変わる。
始まりを告げ
終わりを迎えた
同じこの場所で
抱く思いに
ふたつの空が重なり
時の中で生き抜く
自身の重みを感じた。

        紗羅

出かける時は
快晴の空。

気温は高く
湿度は低めで
とても過ごしやすく

この空の下へ立つことに
幸せを感じる朝でした。

家に着いた時刻は
夕方〜夜へと変わる頃

初夏の風が吹き
遠くに夕陽の光が見え

落ち着きある光景に
心地良さを感じながら

再び家路の前へ立つ。

朝見た空と
夕方〜夜に見た空

同じ1日の中で
時は過ぎているのだと
感じながら

同時に自分の時間も
進んでいるのだと思い

この繰り返しで
人は歳を重ねていくのだと…

しみじみ
今日の空を見上げていました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?