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題名 「旅路の終結」

許された限りある時間を
人として生き抜き
飛ぶ羽根は無くとも
駆け抜ける道がある。
守りたいもの
かけがえのない空間
苦楽を共にしながら
自分の望む先を決めてきた。
時折境界線が滲み
目を曇らせ答えを曖昧にする。
そんな時はいつも目を閉じ
心を一つにしながら
振り切るように晴れ間へ変えた。
線は真っ直ぐに伸びゆき
遥か彼方へ消えていく。
追いつくことはなく
いつか自分との折り合いをつけ
まだ先を見たくとも
これ以上足が進むことはない。
そんな僅かな時の中
自分はこの地に身を置いて
今を踏み締めて生きている。
辿り着く旅路の終わりに
笑顔の空と握る拳に力あれ。

            紗羅

歳を重ねていく度に
自分を大切にして
懸命に生きていきたい気持ちが
強くなりました。

さまざまなことを思いながら
いろんなことを考え抜いて
しっかりと動いていき
可能な限り力を出し尽くしたい。

そんな人生にしていこう!
改めて思う心です。

体と心を循環し続けていくと
自分の時間は
あとどれくらいなのだろうか?
ふと、思うことがあります。

そんな時に
人生の短さを深く知る。

この心を大切にしていこうと思い
詩を書きました。

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