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題名 「秋の通り道」

爽やかな風が
肌をすり抜けて
初秋の始まりを告げていく。
触れる新涼に
切なさが心へ灯る季節は
少し淋しげに秋空を映し
穏やかに流れるこの時は
心を和やかにする。
落ち着きある光景は
視線の先へ広がりながら
秋色にゆっくりと染まり出す。
晴天の空を見上げ
遠き山々を見つめながら
一歩ずつ進んでいく度
色づく秋の気配へ
静かに心を澄ませていく。
ほんの僅かな秋の夢を
心地良く清らかに受け止める。

            紗羅

10月に入り
朝と夜はすっかり秋になりました。

日中は、まだ気温が高めですが
真夏のような湿度ではなく
少しカラッとした暑さに変わり

見上げる空も秋を感じます。

今日は、あまり天気が良くなくて
ずっと曇り空でしたが

夕方前に散歩へ出かけた時は
天気が回復して
しばらくの間は晴天に変わりました。

夕暮れ時の淋しさと
穏やかさに包まれた心は
交互に入れ替わりながら

秋の始まりを歩いていました。

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