若林先生のRadiotalk 感想!
どうも!山口さぷりです。
いきなりですが僕は若林先生のラジオトークの大ファンです!
漫画志望者は全員全部の回を聞いた方がいいんじゃないかって思ってます!
僕が若手の時にこの番組を聞きたかった…!
「漫画が上手い」って何?
https://radiotalk.jp/talk/754761
こちらの回めちゃくちゃ個人的に激しく同感だったので感想を書きます!
冒頭を聞いている時点で
「通っぽいこと言いたいだけなのでは?」
と思っていました。
ラジオ後半で若林先生のボルテージが上がってくるところは聞きながらニマニマしちゃいましたw
実は僕は昔プロのマジシャンをやっていました。
お客さんに自分の演技を見せた後、お客さんから言われると「うっ…」ってなるのが
「君、マジック上手いね!」
でした。
なぜかと言うと、バーなどでエンターテイメントとして観るマジックは「すごい!」「ビックリした!」「不思議だった!」「面白かった!」のような感想を言っていただくことが多いです。
たまに「その手品知ってる!」とか「見たことある!」とか「あ!タネわかった!」のような感想を言ってくる人もいます。
ぶっちゃけこの感想は言われても大丈夫です!全く気にしなくてOKです!
9割方そのマジックのタネはバレていません!
違うタネ、アプローチで同じ現象が起こる手品は無数にあります。
プロマジシャンに見せると「えええ!?何で??」っていう反応が返ってくる超マニアックなやり方で演じた手品に対して「知ってる!」「見たことある!」みたいに言う人いっぱいいます!
心の中で「いや絶対ウソじゃん!!」って突っ込んでますw
ちなみにこういう台詞を言ってくる人の思いは
「このテーブルでオレが一番面白いと思われたいのに、いきなり出てきたマジシャンが一番目立ってる…!!どうにかしてこのマジシャンを下げたい!!!」
多分コレです。(合コンっぽい飲みの席で言ってくる男性が超多い)
なので「知ってる!」「わかった!」気にしなくてもOK!
そんなコトより「君、マジック上手いね!」の方が圧倒的に嫌です…
なぜかと言うと、本当に僕のマジックを楽しんでくれていたのであれば「上手い」という感想は出てこないからです。
「すごい!」「ビックリした!」「不思議だった!」「面白かった!」
という感想であれば本当に楽しんでくれたということだと思います。
「上手い」は「前のめりになって夢中になって楽しんでくれている」という状態ではなく、「一歩後ろに下がりこちらを評価する姿勢で観ている」ということになると思います。
生で手品を観る機会ってほぼ無いと思うんですよ。
お客さんがそんな激レア体験をするチャンスだったのに全集中で楽しませることができなかった!もっと自分に話術や雰囲気作りや技術などがあればこの人はエンターテイメントに全集中できたんじゃないだろうか…!悔しい!!ってなりますw
…まぁマジシャン時代にそんなことを思っていたので「漫画が上手い」っていう表現僕は正直あまり好きじゃありません。
作家さんたち的にも「上手い」って言われるよりも「面白い!」って言われた方が絶対嬉しいと思います!
身近な感じで例えると…料理を作って友達に振舞ったときに
「この料理美味しい!」って言われると嬉しいですよね!
「へー料理の技術高いね」って言われるとなんか嫌じゃないですかw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?