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ドキュメント:タウンミーティング参加者有志による雪まつりチームが実施した気候変動への意識調査企画の実施レポート!

ごあいさつ


みなさんこんにちは。
さっぽろ気候変動タウンミーティング」のワークショップコーディネーターとファシリテーターを務めている対話の場づくり屋 SNUG代表の長谷川友子です。
このnoteではタウンミーティングの各回のレポートをお送りします。
今回は番外編。さっぽろ気候変動タウンミーティング参加者有志メンバーが主体となって実施した「雪まつりチーム」による取り組みの実施レポートです。

雪まつりでどんなことを実施したの?

タウンミーティング参加者有志メンバーは、雪まつりの来場者にほっと一息ついてもらいながら気候変動に関する参加型意識調査を実施しました。

開催日時:2024年2月11日(日)13:00〜15:00
開催場所:さっぽろ雪まつり6丁目札幌市環境局ブース

ブースの中の様子です。大盛況でした!

どのような経緯で取り組みが生まれたの?

ときは2024年1月25日(木)18:00〜20:00に実施した第3回の「気候変動おしゃべりカフェ」に戻ります。

OST(オープン・スペース・テクノロジー)の中で、参加者で「雪まつりで何かしようよ!」ということについて対話したことがきっかけです。

OSTで話し合ったあとの模造紙です。アイデアがたくさん…!

第3回で集まった参加者有志メンバーにより雪まつりで企画を実施することが決定しました。

有志メンバーによるミーティングを開催!

集まったメンバーでLINEグループを作成し、その後当日まで計3回のミーティングを実施しました。
1回目のミーティングはキックオフとしてメンバーのやりたいことや企画のアイデア出しを行いました。しかし一部のメンバーが(おそらく)オンライン環境の影響でzoomから落ちてしまいます。
そこで、せっかく札幌に縁があるメンバーが集っているということも踏まえ、対面でのミーティングを開催することとなりました。

札幌市役所に参加可能なメンバーが集合。キックオフを踏まえながら、雪まつりブースで「ほっと一息ついてもらいながら気候変動に関する意識調査をする」ということが決定。
その後、ブースの図面を見ながら具体的なイメージと必要な備品などを洗い出しました。

自ら考案、作成した調査キットが完成!

そして迎えた当日の様子とは…?

ここがブースです!

メンバーの一人が朝から会場入りし、準備したものを掲示してほかのメンバーを待ってくれました。
12時に雪まつりチームメンバーが集合。チームメンバーが全員揃ったのは当日が初めて。さっそくブース運営の方向性や動線の確認をしようとしましたが…会場には既に来場者がたくさん。
…ということで一旦ブースを出て雪の中(!)事前ミーティングを実施。

…寒い。

早口で動線や役割分担を決定し、ブースに戻り、調査スタート!
雪まつりチームが考えたブースの流れをご紹介します。

まず来場した方がどこからお越しかお聞きし、来た場所に応じた色のシールを4つお渡しします。

一つ目のシールは、地図上の来た場所にシールを貼ってもらいます。

地元からの来場が多く、シールたちが意図せず立体となりました。

二つ目のシールは、「気候変動に対するあなたの感情は?」という問いかけに対して該当するところに貼ってもらいます。

三つ目のシールは、気候変動に対する「自分ごと度」と「危機感」の度合いの調査シートに貼ってもらいます。

四つ目のシールは、「どれくらい行動しているか」と「行動が与える影響度」についての調査シートに貼ってもらいました。


全てのシールを貼り終えた来場者には、温かい飲み物と名刺サイズのカードをお渡しました。お飲物は、大人はホットフェアトレードコーヒー、子どもはホットココアをご用意しました。

温かい飲み物を飲みながら自由記述の問いについて考えていただき、書いていただいたカードはブース内に掲示します。

二つの問いの模造紙それぞれ2枚分、自由記述のカードで埋まりました。

2時間の調査の結果、たくさんの来場者に気候変動に関する調査に協力してもらうことができました。

2時間ずっと大盛況。チームメンバー一人ひとりが持ち場で来場者とコミュニケーションをとることができました。

無事雪まつりの企画が終了。調査とこれからについて

来場者のご協力があり、調査は無事終了。しかし結果集計はこれからです。タウンミーティングの第6回目までに集計することを想定しています。

この調査が終わったあとの雪まつりチームの感想はこんな感じでした。

・それぞれの持ち場を決めることで、アンケートもスムーズにとることができた。また、忙しい中メンバーで協力しながら準備してきたので意味のあるイベントとして形に残すことができた。

・最初は本当にビクビクしていたけれど、最後のほうはカードを渡せるようになって楽しかった。海外から来た方ともコミュニケーションが取れた。対話の場として、多くの人の意見をもらうことができてよかったと思う。

・動線誘導ができた。入口が詰まってきた時にサポートできた。来場者とコミュニケーションが取れた。海外の方に英語で話すことにもちょっとだけ挑戦できた。

・今回のチームの皆さんと一緒にできたことが嬉しかったし、たくさんの人とコミュニケーション取れた事が楽しかった。来場者に喜びをもって声をかけたり、近づいてアンケートの協力をお願いできた。

雪まつりチームの皆さん、お疲れさまでした!第4回のタウンミーティングでは会場に調査結果を掲示し、チームメンバーによる簡単な実施報告も行いました。
チームメンバーからは、第5回目以降も「さらにいろんな方とともに集計をしたいね」という意見も出ています。これからの動きが楽しみですね!

第5回目のさっぽろ気候変動タウンミーティングのお知らせ

さて、次回のタウンミーティングのお知らせです。いよいよ6回のプログラムも後半となりましたが、途中からまたは特定の回だけのご参加も大歓迎です!お申し込みはこちらから!

テーマ:市民参加や市民活動が生まれるまちの姿とは?
開催日時:2024年2月24日(土)14:00-17:00
会場: 札幌エルプラザ2階会議室1・2(北区北8条西3丁目)
(次回の会場は札幌駅直結で、エレベーターもあります。)
講師:両角達平さん(日本福祉大学社会福祉学部 講師)

さて、雪まつりチームによる取り組みのレポートはいかがでしたか?
タウンミーティングや参加者ライターによる記事もアップ予定ですので、引き続きお楽しみにしてください。

それでは、次回のさっぽろ気候変動タウンミーティングでお会いできることを楽しみにしています!


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