今日からは、双方ともに神である
今日までは、夫と言い妻と言っていたが、今日からは寅の年に金子大明神、卯の年には金子明神というご神号をさし許してやる。今日からは、双方ともに神であるぞ。
金光教教典
351頁
仁科志加
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おはようございます。
仁科志加先生が裸参りをしていくと、教祖様は「神に一心が届いた」とおっしゃいました。そのお言葉に続けておっしゃったのが、この御教えです。
神になるとは、夫であり妻である、それはそのままそうであるが、そのままであって神になるということです。それが生神ということです。
この御教えをどのように頂いたらいいかは、明日、求めることにします。
*
「神である」と言われたあとの様子を志加先生は、次のように伝えています。
この御教えがあった時、足守藩の武士3人が参拝中であったが、御結界の前をあけてくれた。
帰り道、鴨方の町では人々が塩を振って拝んでくれた。
その様子を見て、病人のことを「もう大丈夫。おかげをいただいた」と思った。
家に帰ると、病人は縁まで出て迎えていた。
そして全快した。
その後、百余名の信者を引き連れ、お礼参りをした。私が25歳、夫は38歳の時であった。
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