日柄方角、汚れ不浄ということをお廃し
汚れ不浄ということも昔はあれど、ただいまにてはお廃しとなりました。
西の方から江戸まで行っても、関所ということもなし、また総門(外回りの門)ということもなし。
日本国はあけ放しとなり、お上よりご規則が変わりたから、金神様もご規則お変えなされ、日柄方角、汚れ不浄ということをお廃しとなりました。
金光教教典
353頁
鳩谷古市
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おはようございます。
国の規則が変わったから、日柄方角、汚れ不浄を言わなくてもいいのだと言っておられますが、これは、鳩谷古市さんに神様のことを分かりやすく伝えようとされたものと思います。
あるいは、鳩谷古市さんが、教祖様の御教えをそのように頂いたということかも知れません。
教祖様がその生涯をかけて明らかにされたのは、この天地の間ににあっては、どちらの方角も神様がお守り下さる「御方角」であること、どの土地も神様が恵みをもたらしてくださる「御土地」である、ということでした。
ただ、その御土地の上で何かの御方角に建築をしたり、旅行をしたりしようとするなら、予め神様にお断りをすることがいるということを、とても大切なこととして教えられました。
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ですから、何度も申し上げるように、この御土地で暮らしを営み、仕事をさせていただく事にお礼を申し、すぐそこのポストに行く時でも、お礼お断りをして行く事が、信心の大切な中身となってきます。
そして一日の終わりには御土地にお礼を申し上げ、帰ってきた時にもお礼を申し上げます。
このことの毎日の繰り返しが、神様を感じる心を磨くことになります。
汚れ不浄については、明日の御教えで教えていただきます。
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