神に一心が届いた
今日は神に一心が届いた。寅の年の病気も、さっそく全快をさしてつかわす。その方は、まことに一心の定まる女である。
金光教教典
351頁
仁科志加
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おはようございます。
自分の腹から練りだした信心をせよ、そうでないと夫の病気のことにつき取り返しのつかないことになると教祖様に言われて、志加先生はその帰り道、裸参りをしようと思い立ちました。
帰ってそのことを母親に話すと、母親は反対をしました。それでも、「一生連れそう夫のため、気が違ったと言われてもかまわない」と決心をしてそのことを話していたら、そこに来合わせた、夫の姉、下女、親戚の甥が一緒にお参りすることになりました。
そして、裸になって、回しを締め、腰に注連縄を張って、近くの厄神様(やくじんさま)で水をかぶり、道中お祓をあげながら、駆け足で参る、と決めたのでした。
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教祖様から「自分の腹から練り出した信心でなければおかげにならない」と言われて、そこで志加先生の練りだした信心がこれだったのです。
お参りしたら教祖様が、上に記しましたように「神に一心が届いた」とおっしゃったのでした。
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一心の出し方は人それぞれです。皆が皆、裸参りをすればよいというものではありません。この教会にもこれまで、それぞれに一心を出しておかげを頂かれた方が何人もあります。
今日の今日もそういう方があります。転職のことで、それこそ腹をくくった信心をして神様の思し召しを頂かれ、自分の願いが叶い、今日から新しい職場に移られた方があります。
神様のおかげは一日一日、現れています。
ありがたいです。
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