商売なら繁栄を願え
商売なら繁栄を願え。百姓なれば満作を願え。繁栄すれば金銀に不自由なし。それ、かかり物(公共負担金)じゃの、それ税金じゃのと申しても、さしつかえなく出せば戸長さんに叱られることなし。
金光教教典
353頁
鳩谷古市
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おはようございます。
体の丈夫、商売の繁栄、百姓の満作。
当たり前のことを願う。そして、そのおかげを頂く。生きることの根本だと思います。恋愛は成就したいし、試験には合格せねばなりません。
このことを「現世利益」(げんぜりやく)と言って、信心の本当の願いではないとする考え方もありますが、教祖様の信心は、生きている人にどこまでも寄り添って温かいところと、神様の思し召しを腹をくくって大切にする厳しいところと、両面があるように思います。
人間が生きているこの世界と神様の世界。目に見える世界と目に見えない世界。
分けて分けることのできないものが一つになったり、表裏になったりします。信心は奥が深くて楽しいです。
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