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媚びない人生

もっぱらSNS中毒なので、インスタとかツイッターは仕事中も見てるんですが(仕事しろ)、友達や先輩後輩の動向がすぐ近くに感じられてとても心地がいいです。昨日は100ぱだったようで、帝国ホテルでひたすら写真を撮っていた時から早2年と思うと、自分の引退もフィクションのように、他人事のような気もしてきます。晴れ姿ってのはいいですね、みんな素敵でした。

「媚びない人生」っていうのは本のタイトルで、就活の時のバイブルとしてめっちゃ読んでいた本です。イシバシくんの紹介で、よく覚えてないけど、コンサルっぽいところの社員さんと会ったときに、その人がオススメしてくれたもので、「人生、何をやるにも結局は自分」というメッセージが強烈に焼き付いた覚えがあります。久々に思い出したので、ずれていたらごめんなさい。

僕はとても不真面目な就活生で、「貴重な大学生活を企業に行って働いたり、インターンしたりして時間を使うのはもったいない!」という、今思えば”もうちょっと頭使ってほしかった”考えのもと、インターンなんてほとんどエントリーすらせず、のうのうと暮らしていました。就活用のスーツを買ったのは2月の終わりくらい、就活解禁前日の2月28日には夜遅くまで飲んでクリック戦争なんて参加せず、初日3月1日には免許の卒業検定を入れるなど、シンプルにやばい就活生だったと思います、笑い事じゃない(笑)。

それでも、ひとみんにオススメされるがまま、3月2日のレクミーの合説にいったおかげで今の会社に入れたので、運も味方していたなと感じています。

こんなふざけたスタート切った僕でしたが、3月中に参加した選考や、先ほど紹介した「媚びない人生」から、譲れない軸みたいなものが生まれました。

「今しかできないことを、自分の力でやっていく」

人生って1回切りらしいです。明日ぽっくり死んでしまうかもしれない。しかも今この瞬間が一番若くて、一番活力があるとき。そんな「今」を「楽しく、面白く、自分らしく」生きていきたいじゃないですか。そう思ったわけです。

こんなこと思っておいて、別に事業をやるでもなく、世界一周に出かけるでもなく、会社に属して社会人やっている時点で説得力ないかもしれないですが、上に書いたようなことを考えて「企業を選んだ」結果、札幌に行きたくなったのは本当です。大学出て、行ったこともなかった北海道で社会人始めるって面白そう、って単純に思いました。今しかできなさそうだし。

ある意味転勤とかで来る可能性もあったかもしれませんが、そんな周囲の何かしらのパワーで、ちょっとネガティブに行くことはしたくなくて、自分が選んだ道で進んでみたかった、なんて振り返ると思い出しますね。

あとはあれですね、幼稚園、小学校、中学校、高校、浪人、大学と、ずっと良くも悪くも学生をやってきて、学生しか知らなかった人生から、「社会に出る」という大きな転換期にあるこの就活で、新しい人生を始めるにふさわしいスタートを切りたかったってのもあります。これから始まる全く新しい人生が代わり映えのない生活だと、ちょっと退屈じゃないですか?東京も4年しかいなかったけど、もう京急はいいし、めっちゃ人の多い街もいいし、家系ラーメンもいい。少しでも見たことのない景色から、始めたかった。

そんなこんなでたくさん理由をくっつけて、くそ寒い地域に来たわけです。札幌に来てまだ1年と9ヵ月、北海道すべてを見渡すと全然知らないことがたくさんあるし、飽きさせないこの土地は最高です。ちなみに家系ラーメンは、今猛烈に食べたいです。

何で急に就活の話を始めたかって、会社の新卒採用に関わっていることから、仕事しながら昔のことを思い出したからでした。もう3年くらい前になるんだね、歳とったなぁ。


これから就活する人も、もう終わって仕事している人も、

「人生は一度きり。今の自分で満足かい?」

常に問いかけて生きていくときっと面白いですよ。自分の1回しかない人生、誰だっていいものにしたいに決まってるから。


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