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カテゴリ:コンサドーレ

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毎週開催されるリーグ戦やカップ戦の試合レビュー(プレビュー)、移籍に関する話題など、競技面を中心としたコンサドーレの話題を発信します。
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#サッカーを語ろう

改善されない課題再び。悲しいかな、これが実力 | J1リーグ第12節

ホームで今季2度目の逆転負け5月6日(月)、前節から中2日で迎えた明治安田J1リーグ第12節。コンサドーレはホームで6位(前節終了時)のFC東京と対戦した。 試合間隔が短いGW連戦となった今節だが、コンサドーレは前節と同じ先発メンバーを採用。今季のベストメンバーに近い陣容で臨む。先週、怪我で離脱したDF岡村 大八は3試合ぶりにメンバー入り。スポーツ報知より今節での復帰の可能性が報じられたFW大森 真吾はベンチ外だった。 ラッキーな形で先制もすぐに追いつかれる コンサドー

ホームで先勝狙うも結果はドロー | ルヴァン杯プレーオフラウンド1stレグ

下位カテゴリー相手に悪癖繰り返す6月5日(水)、ホームでルヴァンカップ プレーオフラウンド1stレグが開催された。ホーム&アウェー形式で行われるこのラウンドでは、カターレ富山(J3)と対戦する。 直近のリーグ戦3連敗と、どん底のチーム状況で迎えたこの一戦にはこれまで同様、若手主体のチーム編成で臨んだ。この試合は可変式4バックを採用し、2ボランチを敷く4-4-2のシステムで挑む。 今季何度目の失点パターンか。 試合は前半8分、左サイドの裏を突かれ失点。今季を象徴する2つの

再び最下位転落。どん底でもわずかな光を見失うな | J1リーグ第17節

再起誓うも敵地で派手に散る6月3日(日)、アウェーで明治安田J1リーグ第17節が開催された。コンサドーレは前節終了時12位の東京ヴェルディと対戦。5日前にミシャ監督続投とJ1残留を第一目標とするクラブ声明が発表され、高い熱量で試合に臨む。 コンサドーレは先週のトレーニング中に中盤の要MF宮澤裕樹が負傷。右ヒラメ筋肉離れによる負傷と公式発表された。一方、FW鈴木 武蔵が4試合ぶりに復帰し、1トップに配置。最も大きな変化があったのはフォーメーションだ。DF岡村 大八とDF家泉

満身創痍の0-3完敗。状況は限りなく「詰み」に近い | J1リーグ第16節

枠内シュートわずか1本。手も足も出ず敗戦5月25日(土)、明治安田J1リーグ第16節が開催され、ホームで鹿島アントラーズと対戦した。直近のルヴァンカップから中2日で迎えたこの一戦は、両チームの現状を反映する結果となった。 コンサドーレは怪我人が絶えず、前節からスタメンを3人変更して臨んだ。MF青木 亮太の欠場に伴いMF菅 大輝を一列上げ、左CBにはDF中村 桐耶を配置。MF馬場 晴也をボランチ起用し、右CBは第5節ぶりの先発となるDF髙尾 瑠が務めた。右サイドにはMF田中

敗戦への焦燥と勝利への執念。不屈の精神はまだ絶えてはいない | ルヴァン杯3回戦

J3相手に大苦戦もPK戦の末、勝利5月22日(水)、YBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦が開催された。コンサドーレはアウェーでAC長野パルセイロと対戦した。前の試合と同様、J3リーグに所属するチームとの対戦となったが、J1京都を撃破した難敵に苦戦することになる。 リーグ戦から中2日で迎えたこの一戦には、出場機会に飢える若手が多く起用された。開幕から怪我人が相次いでいることもあり、この日の帯同メンバーも最小限に留めた。限られたメンバー編成の中、1stラウンド突破を目指す。

後半に修正を図るも、今季を象徴する敗戦 | J1リーグ第15節

精神的ダメージの大きいAT被弾前節から中3日で行われた明治安田J1リーグ第15節。コンサドーレはアウェーで柏レイソルと対戦した。今季初の連勝をかけた試合に多くのサポーターが詰めかけた。 コンサドーレは前節に引き続きFW鈴木 武蔵が欠場。加えて、前節の試合終盤に負傷したMF浅野 雄也もメンバー外となった。公式発表によれば、浅野は左ハムストリング肉離れとされ、離脱期間は未定となっている。したがって、1トップにはFWキム ゴンヒ、右シャドーにはMF駒井 善成が入った。 パスミス

待望の勝ち点3。7試合ぶりの勝利で最下位脱出 | J1リーグ第14節

「背水の陣」制し、今季2勝目5月15日(水)、ホームでジュビロ磐田を迎えた明治安田J1リーグ第14節。前節から中3日のミッドウィーク開催ということで、タフなゲームになることが予想された。コンサドーレにとってはJ1残留に向け、引き分けすら許されない“背水の陣”で臨む一戦となった。 重要な一戦に際し、前節からメンバー変更があった。3CBの中央にはDF岡村 大八が5試合ぶりにスタメン復帰。中盤に抜群の安定感をもたらすMF宮澤 裕樹も復帰し、ボランチに配置された。FW鈴木 武蔵はメ

行け札幌、勝利信じ最後まで戦え | J1リーグ第13節

敵地ハットトリック被弾で敗戦GW明け最初の土曜、5月11日(土)にアウェーで明治安田J1リーグ第13節川崎フロンターレ戦が開催された。前節ホームで逆転負けを喫したコンサドーレにとっては再起をかけた一戦となった。 コンサドーレは前節と同じスターティングメンバーで臨む。ペトロヴィッチ監督は大幅にメンバーを入れ替える采配はしない傾向が強いため、予想通りの布陣と言っていいだろう。 前半だけで大勢決する3発被弾 開始から互角の試合展開が続く。例年の川崎戦と同様に、立ち上がりからア

今一度「自分たちのサッカー」を見つめ直すとき | J1リーグ第11節

首位相手にアウェーで勝ち点1GW真っ只中の5月3日(金)、敵地でセレッソ大阪(以後、C大阪)と対戦した。前節の手痛いドローから6日後、首位(前節終了時点)相手にどのような戦いを見せるのか。試合運びやチームとしての戦い方に注目が集まる一戦となった。 先週、CBを務めるDF岡村 大八とMF宮澤 裕樹の両選手が負傷したため、今節はDF家泉 怜依が3CBの中央に配置された。家泉にとっては、これがJ1初スタメン。また、左CBにはMF菅 大輝が復帰した。 敵地で攻め込まれるも貴重な先

早くもJ1残留黄色信号。「ちぐはぐな意思統一」で負け同然のドロー | J1リーグ第10節

3点リードも残り23分で追いつかれる4月27日(土)、ホームに湘南ベルマーレを迎えた明治安田J1リーグ第10節。前節終了時で20位のコンサドーレと18位の湘南、ともに勝ち点6で並ぶ残留争い直接対決となった。湘南は直近リーグ戦で7試合勝ちなし、さらにルヴァンカップも2回戦で敗退するなど、決して良いチーム状態ではなかった。 コンサドーレは不動のCBであるDF岡村 大八が欠場し、前節ボランチで出場したDF宮澤 裕樹が3CBの中央を務めることになった。スポーツ報知によれば、岡村は左

「裏をとる、ポケットに侵入する」基本に忠実なシンプルな攻撃はリーグ戦にも生きる | ルヴァン杯2回戦

ルヴァン杯初陣勝利、3回戦進出へリーグ戦第8節終了後、ミッドウィークで迎えたルヴァン杯1stラウンド第2回戦。J1クラブにとってはこれがルヴァン杯初戦となった。今年から大幅なレギュレーション変更に伴い、Jクラブ全60チームが参加し、1stラウンドはトーナメント方式で開催される。天皇杯に限りなく近しい方式といえる。例年、天皇杯といえば“ジャイアントキリング”が頻発する大会であるが、今年からルヴァン杯でも大物喰いを狙うクラブに注意が必要だ。 ジャイアントキリング:フットボールに

J1に居続けられるのは「簡単に負けないチーム」だけ | J1リーグ第9節

強豪相手に貴重な勝ち点1獲得 快勝をおさめたルヴァン杯から中2日。J1リーグ第9節はホームにサンフレッチェ広島を迎えた。広島は前節終了時点で勝ち点16の2位、対するコンサドーレは勝ち点5の19位。昨年はシーズン3位で終えるなど、安定して上位に位置するクラブを相手にホームアドバンテージを生かしながらいかに戦うかが鍵であった。 スタメンは直近のルヴァン杯から総入れ替えし、現状のベストメンバーで臨む陣容となった。トップにはMF駒井 善成を配置し、いわゆる“0トップ”の形で挑む。

金子拓郎が帰ってくる!? 厳しいチーム事情とそれでも追い求めたい人材育成クラブへの道

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