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reg、recのリーク分析(vs BU オープン)

はじめに

データ分析をすると、面白いことや意外なことがわかったりします。今回は具体的にはBUオープンに対してreg,recのリークを探していこうと思います。

その前に

まずは以下の画像ご覧ください。一番左はハンド数を表しています。


BUオープンに対するSBのスタッツ


BUオープンに対するBBのスタッツ

ハンド数が2000以上のプレイヤーはスタッツもGTOに近くまた成績をよいことから、今回の記事ではreg,recをハンド数が2000以上のプレイヤーとします。

ベットサイズ別分析結果

早速ですが、以下がBUのオープンサイズ別のものになります。


BUオープンサイズに対するSBのスタッツ
BUオープンサイズに対するBBのスタッツ

考察とまとめ

ベットサイズ別分析結果を注目するのは2.8-3bbのオープンに対してSB,BBどちらも成績が良くないことです。特にSBに関してはすべてfoldしているのと変わらないものになっています。
これらの一因となるshowdownしたBUオープンレンジを見てみましょう。

showdownした2.4-2.6bbのBUオープンレンジ


showdownした2.8-3bbのBUオープンレンジ

2枚のレンジを比較すると、2.8-3bbのオープンは2.4bb-2.6bb比べてかなりタイトであることが分かります。
これを考慮するとreg,recは通常よりタイトなレンジでオープンしているBUに
対して十分にアジャストできていないことがうかがえます。

誤解がないようにしたいのは、BUでタイトに3bbオープンするのが良いというわけではありません

前回の記事でも紹介しましたが、タイトにオープンすることがスチールの期待値を捨てることになるので損です。

今回の結果から生かせることがあるとすれば、
自分がBUオープンサイズに対してアジャストできているか?
難しくするならばBUマルチサイズのオープンを考えてみる
などがあるでしょう。

データ分析をしてreg,recのリークを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今回の内容はプレイヤープールが変われれば変わってくると思います。自分のプレイヤープールついて分析してみると今回のような面白いことが分かるかもしれません。

余談

一番最初に紹介したハンド数別のスタッツを見てみるとハンド数が500以下のプレイヤーはGTOとの乖離も多く成績が悪いことが分かると思います。
こちらに対する分析もしたのですが、最終的にどうしたらいいのかがまとまらず思案に暮れています。


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