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NPO活動体験プログラム始まります!

市民活動サポートセンター いちろー です。

昨年度から始まったNPO活動体験プログラム、今年度もやります!
ということで、先日、事業の第一ステップ、ボランティア体験の受入団体となっていただく法人さん向けの事前説明会を開催しました。

NPO活動体験プログラムとは

簡単にいうと、北九州市内のNPO法人さんの活動を市民のみなさんに体験していただこう!っていう事業なんですが、 
単純にボランティアとして、イベントの時だけ人工的にお手伝いしていただくわけではなく、しっかりと設計したプログラムに参加してもらい、NPO法人のみなさんのことをより深く知っていただこうというような事業になっています。

一方で、受け入れるNPO法人のみなさんには、新たな事業企画やボランティア受入れのためのノウハウなどをコーディネーターのサポートをうけながら学んでもらうことも目的としています。

また、立ち上げたばかりの法人さんや、これから新規に法人を立ち上げよう!っていうような団体の方は、事前に先輩NPOの活動を体験することで、自分たちの活動の方向性なども検討することができますし、なにより、相談できる先輩が見つかる!

っていうようなことを欲張って企画した事業です。

参加のかたち

NPO法人としての参加のかたちとは、

ボランティアの受入団体となり、体験プログラムを企画・実施する
【A】ボランティア受入型

ボランティアとして受入団体のプログラムに参加し、運営のノウハウなどを学ぶ
【B】法人インターン参加型
の二つのパターンがあります。

昨年度の実施を経て、コーディネーターさんのサポートでこんなふうに整理しました!

NPO体験活動プログラム 受入れのイメージ
コーディネーターの大久保さんの板書は要点がまとめられていて、分かりやすい!


昨年度の受入団体に聞いてみた!

実際どんな感じだったのかは、やってみた人に聞くのが一番!ということで、昨年度受入団体としてご参加いただいた、4法人の皆さんにお話しいただきました。

まずは、ボランティア受入型

特定非営利活動法人日本アニマルケースワーカー協会さんは、
ボランティアスタッフの多くが中高年の方なので、若い人を仲間に広げようと思いで応募されたとのこと。
高校生を中心に想定より多くのボランティアさんを受け入れていただきました。
あいにく、今後継続して活動に関わっていただくことのはならなかったそうですが、これまでにない繋がりができ、若い人の意見を聞くことができたとのこと。

猫が好きなこと以外接点のない高校生を初めて受け入れるにあたり、コーディネーターさんに仲を取り持つ形で関わってもらい、助かったとのことでした。

NPO法人森遊会さんは、
スタッフが福岡県内に散らばっており、北九州市にいるのは代表お一人だけ。市内の仲間を増やしたいとの気持ちで応募されたとのこと。
参加されたボランティアさんは、その取組みや代表のお話に魅了され?プログラム終了後も一緒に活動されているそうです。

コーディネーターさんは、説明の言葉が足りないところをフォローしてくれるなど頼りになる存在だったとのこと。また、普段の活動に比べ子ども達を多く受け入れることとなったイベントで、子ども達を任せることができてとても安心したそうです。

次に、法人インターン参加型

NPO法人光楽園さんは
モンテッソーリ教育を主軸としたオルタナティブスクールの設置を目指すNPO法人と高校生ボランティアを受入れ、冬休み期間中の学童保育の中で餅つきを体験を予定していたのですが、コロナ感染の拡大により中止し、急遽施設での日常の活動を見学・参加してもらうことに変更して対応いただきました。

参加いただいた法人さんには、日常の活動をじっくり見ていただける機会となり、お互いに法人運営について情報交換できる場にもなったそうです。
参加された法人さんは現在学校開設に向けて準備中ということです。

NPO法人わくわーくさんの活動には、
これからNPO法人を立ち上げる予定の方などが参加。参加者の方同士の時間的な調整が難しく、電話で連絡を取り合い、運営ノウハウについて、情報交換やアドバイスを丁寧に行なったとのこと。
最終的には、わくわーくさんのクリスマスイベントに出店者としても参加されました。

このプログラムへの参加が、助成金の獲得や子ども食堂の開設にも繋がったようです。

昨年度NPO活動体験プログラムの様子について詳しくは
こちらのnoteをご覧ください。


大久保さんの手で、みなさんの発言が簡潔にまとめられていきます。


受入団体になるにはどうしたらいいの?

【A】ボランティア受入型の受入団体になるためには、ボランティアを受け入れて実施するプログラムの企画書を提出いただき、その中から今年度の受入団体を選定させていただくこととなります。

募集概要はあらためてご案内しますが、まずは、この企画書を作るためのセミナーを開催します!

日時は
5月18日(木)
5月30日(火)
いずれも18時から20時

会場は、北九州市市民活動サポートセンターです。

ゼミナール形式で、参加者のみなさんには、それぞれ自分の団体の企画を考えていただきます。
1日の参加でもOK。
1日では心許ない、もう少しじっくり考えたいという方は2日とも参加いただければ、もっと企画の精度を上げていけるようなものにしたいと思っています。

講師はコーディネーターの秋葉さんと大久保さん。

今回、せっかくなので、受入団体としての参加を希望するつもりはないという方でも参加できます!

今後新たな事業に取り組むため企画の考え方だったり、ボランティアを受け入れるためにどういうことを考えていく必要があるかといったことを学んだりしながら、企画を練り上げ企画書にまとめることで、頭の中でぼんやり考えていたものを、明確なものにしていってみませんか?

参加は、お一人より2人、2人より3人と、団体から複数人数で参加いただくと、なんかやってみたら面白いんじゃない的な相乗効果が生まれるので、よりおすすめです!

気になる方は、北九州市市民活動サポートセンターまでご連絡ください!




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