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さぽのよる会開催しました~11月

 サポセンのじろーです。
 11月29日、サポセン恒例(定例?)の「さぽのよる会」を開催しました。

 私ごとですけど、サポセンに赴任して半年を超えました。いきいきと活動しているNPO法人や市民活動団体など―いろんな人達との繋がりが少しずつ増えてきている途上だと思います。
 そして、この「さぽのよる会」はサポセンと市民活動されているみなさんとの繋がりに一役も二役も貢献できていると感じています。

 理由としては、(月に1度のオンライン形式での開催で、対面とはいきませんが)どこからでも会に参加でき、意見やコメントそれぞれに対して画面を通して、しっかり確認できたりするメリットもあって、顔もしっかりと覚えていくことができるからかな(…個人的見解です)。

(今回、定期的に繋がることって、なかなか大事なことだなと少し振り返りながら書いてみます。)

今回のテーマは・・・


 「さぽのよる会(以下「よる会」)」は、かっちりした会議とは違い、自由な意見交換ができる交流の場として設けています。とはいえ「こういうことやりたい」など「よる会」で取り上げてほしいテーマも提案することもOKです。

 なので、毎回事前に参加者へテーマを募集していますが、
 例えば、前回のイノ2さんの投稿ように、テーマを決めてから、提案者に講演してもらった後、意見交換をしていくこともあります。

(この時は、「親子朝食堂の取り組みから見えてきたこども・家庭の現状と支援のあり方」がテーマ。親子朝食堂については、先日イノ2さんが現地の様子を投稿していましたので、下記の記事に貼り付けます。)。




 と前置きしましたが、今回はテーマを特に設けない自由な意見交換会となりました。

 よる会参加者それぞれの活動についての近況報告や参加者同士の繋がりもオンライン上で行われて、つたない司会をさせてもらう身としてはありがたい。もちろん、毎月「よる会」を続けているからこそ、上手くことだと思います。

 また、今回新たに特定非営利活動法人BeWith理事長の坂本さんが参加してくれました。(坂本さん、ありがとうございます!)

 新たな参加者も増えましたので、まずは参加者みなさんが、坂本さんに対し自己紹介を交えながら、それぞれの近況や力をいれている活動についてなど報告してもらうところからはじめてみました。

 坂本さんからも、初参加ながらも団体としての活動についての思いなどをお話してくださいました。(BeWithの活動については以前のNoteにも触れていますのでご紹介します。)

サポセンからも近況報告・・・


 テーマを設けなくとも、参加のみなさんからのお話に圧倒されまして、2時間のよる会は時間ギリギリまであっという間に経ってしまいました。内容については公にされたくない方もいるのでこのNoteでは触れません。

 でも、サポセンからの近況には触れようかな。

 今現在、来年度の市予算要求継続真っ最中でございます。サポセンからはもちろん、来年度に必要なものを各部署から予算要求しているところですが、財政部局から『稼げるまち』を市予算編成のコンセプトとして突き付けられていまして…サポセンも漏れなく、なかなか要求通りの予算を通すことは厳しい状況であることを、よる会のみなさんへ伝えました。

 その近況報告に対し、参加者からの反応(コメント)としては、

 ひとりは、やりたいことを実現させるため、粘り強く関係各所へ状況を調べ上げ挙証資料を揃えながら、担当へ声を上げ続けることで、そのとおりになった経験談をいただいたり、
 またひとりは、あることを実現するまで、辛抱強く待ち続けて協働してくれる担当に出会えたことで、実現にむけて動き出したこともあったことなど、、
助言とも励ましとも受け取れるものが印象的でした。

 もちろんサポセンのほうからは予算の詳細は触れずに話していますが、それにもかかわらずみなさんからコメントをもらえることは有難いし、もう少し頑張らないといけないなと感じつつ、ついついうなづいてました。

 特に、今後の方向性になるかもしれない印象的なコメントをもらいましたので、私自身が今後も忘れないでおくように以下に書いておきます。

「今ある予算を来年度も続ける必要性があるかどうかは、それがなくなった時の損失(価値)について吟味することが必要。」
⇒「今ある予算は資源として、将来対価として生み出せるのか。」という観点。

 というコメントをもらったとき、予算要求の仕方として、私はあまり(というか全くと言っていいほど)意識してこなかったと思いました。他の人から見れば当然かもしれませんが、ハッとするコメントでした。

 これまで、(新規予算要求は別として)継続的に持っていた事業については、予算枠の中でいかにやりくりしていくかを注視して要求してきました(これまでは、それで予算は取れていましたから。)。
 それが、継続事業を一から見直すきっかけがありまして、これまでの予算の考え方(要求の仕方)では上手くいかない状況へ変わりました。

 そんな中、先述のコメントから、既存予算を継続していくためには、

・将来的に継続できる可能性を持っているということを主張すること
・これまで予算から生み出してきた資源(=価値)を数値化していくこと

が方向性として必要ではないかと整理していこうかと思います。

 実際にそれを実行に移すことができるか、ちょっと時間が限られているなかで不安ですけど、「よる会」でこのようなコメントをもらっただけでも、私は救いに近いものになりました。

 予算の話ではなくても、今後仕事をしていく方向性としても意識していけるかなとも思いました。


 個人的な所感ばかり&サポセンの話ばかりで。。。なんか重たい振り返りかもしれません(すみません!)。

 他にも、今回はよる会参加者同士の意見交換もいくつもあって、団体自身の活動に還元できるような身になるものになったと画面越しに感じ取れました。

 この繋がりが続いていけるように、次回以降も「よる会」を続けられたらと。

 今回はこの辺で。




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