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”あそぼうさい”夏まつりに参加してみた

市民活動サポートセンターのあんbeです。

先週末8月26日、27日は防災Lab.北九州の夏祭り「みんなで あそぼうさい」の夏祭りのお手伝いに行ってきました!

本イベントは市制60周年記念市民公募事業として採択されています。
あそぼうさいは親子連れを対象にした防災イベントで、遊びながら防災の大切さを学べるワークショップやゲームが体験できるものです。

遊びながら学べる仕掛け


あそぼうさいチラシ

今回は夏まつりということで、イオンモール八幡東で大規模に開催されました。
施設内10カ所に設置されたブースをスタンプラリー形式で回っていき、回ったブースの数に応じた景品がもらえる仕掛け。

各ブースではそれぞれ趣向を凝らしたミニゲームが用意されていました。
【地球温暖化ゴルフパット】
【SDGsカードゲーム】
【ミニホワイトボードを作ってみよう】
【災害発生!?くじ引きゲーム】
【TABツリゲーム】
【箱の中身はなんだろな?】
【Pepperくんに挑戦!防災クイズ!】
【わくわーくBe Happy】
【おでかけ 子どもフードパントリー】
【脱出ゲーム:テコの応用で大脱出!?】

遊びながら学ぶというのがゲームの醍醐味。
例えば、【地球温暖化ゴルフパット】では、大雨が降る仕組みを学べます。
水蒸気に見立てたゴルフボールを
「ミナミカラ アタタカク シメッタ クウキヲ オクリコム」棒で打ち、
カップに入れると大雨が降るというもの。
このとき、壁(前線)に当てると、カップに入りやすくなります。

前線とは何か。なぜ暖かく高湿度の風が前線に当たると雨が降るのか。
そこまで説明してしまうと、学びの要素が強くなってしまい、子どもには苦痛になってしまう。

【災害発生!?くじ引きゲーム】では、1個の赤玉と4個の緑玉が入った箱からボールを取り出すもの。これを5回繰り返しました。
つまり、「8割方大丈夫だろう」って、ホントに大丈夫なの?ということを体感してもらうゲームです。
もちろん、1回目で赤玉を引く子もいれば、5回とも緑玉を引く子もいます。
5回中3回赤玉を引いた子もいました(笑)

これも、8割大丈夫でも5回引けば約7割の人が赤玉を引く確率になりますが、それを説明してしまうと、“お勉強”になってしまいます。また、それが多いのか少ないのかは主観の問題になってしまいます。

今回のイベントの対象者は親子連れということでした。
目的は『防災について知るきっかけを与えること』です。
きっと、参加した子どもたちには、「防災意識」の種が撒かれたことだと思います。

夏まつりは二日間で3,000人もの方が参加したそうで、無事大盛況で終えることができました!

これからの防災Lab.を応援しょう!

上述のように、今回のイベントの対象者は親子連れで、一人でも多くの市民に『防災について知るきっかけを与えること』を目的にしたイベントでした。
「防災意識」の種が芽吹いた子は次のステップのイベントや講座、勉強をしていってくれると尚良いですね!
もちろん、種は放っておくと腐っていきます。
あそぼうさいでは、一人ひとりの種が芽吹いて、花が咲くまで、何度も繰り返し種を撒いていくと思います。

防災Lab.は、
防災に関わるひと、防災活動に携わっているひと、防災のことを学ぼうとするひと。
誰でも自由に参加できる、ひとやノウハウや経験知が集まるプラットホーム型の組織です。

防災Lab.のこれからの活動をみんなで要チェックや!

感想

余談ですが、本イベントで最も防災意識、引いてはボランティア意識が根付いたのは誰か。
それは、我々従事者だったろうと思います。

私は自分なりに各ゲームの意図を汲み、幼稚園くらいの子、小学校低学年、高学年、積極的な子、恥ずかしがりな子、どのようにしたら目の前の子どもに一番よく伝わるのか、『気になったらお家でお父さんお母さんとお話ししてみてね』のスタンスで、接することを意識していました。

順繰り色んなブースを巡れるようにシフト配置されていたのも、そうした意識付けを助けてくれました。
従事している大学生や色んな団体の方との交流もでき、あっという間の充実した時間を過ごさせていただきました。
好きっちゃ北九州代表の入門さんの息子さんは嫌々?駆り出された今回のイベントをきっかけにボランティアに目覚めたそうです。次のイベントはいつかと聞くくらい覚醒したとのこと(笑)

無償で働くなんてあり得ない!と思う方もいて良いと思います。
損して得取れじゃないですが、ボランティアもたまには良いもんですよ。
休日がグッと鮮やかになります。

ではまた。

あんbe

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