9月入学制度

春のセンバツ高校野球に続いてインターハイも中止。数年間の努力の集大成を見せる機会すら与えられない無念さたるや。

ガチで部活やってた人にとっては、これらの大会は「プロや社会人への登竜門」であり「スポーツ推薦のセレクション」でもあります。大会中止は就活や入試の場を奪われたに等しい。親元から離れて強豪校にスポーツ留学してそれ一本で頑張っていた高校3年生は途方に暮れちゃうわな。


数年間と数百万かけて2月1日の大一番に向けて仕上げていくアスリートこと中学受験生にとっても他人事ではありません。

こんな話も出ています。

入学時期変更は、現在の入試制度だけでなく部活の大会や企業の新卒一括採用にも影響が出る重大イシューなので、今から議論を始めて秋に即導入なんてことは平時ではまず起こり得ないこと。しかし、今年は部活も就活もほぼ止まっている非常時ですし、学校の授業数不足という止むに止まれぬ外圧もあるので、見切り発車での導入があるかもしれません。

今年度の受験生は「目標がある日突然延期されるかもしれない」恐怖と折り合いをつけながら、非常時のプランBを頭の片隅に置きつつ、目標が予定通りに行われる前提でモチベーションをキープするスキルがマスト。これはプロスポーツ選手やオリンピック代表候補選手が今まさに直面している課題そのものだったりします。小学生に要求するのはさすがに酷ですけどね。

もし9月入学になったら、卒業式が7月末だとして国立大学入試が6月末、逆算すると中学入試は6月頭、千葉埼玉が5月後半でしょうか。正月特訓がそのままGWにスライドするイメージ。SS特訓の開始時期も1月以降になるのかも。運動会や修学旅行等の学校行事との兼ね合いも難しくなりそうです。


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