中学受験を振り返る #6 (6年生後期)

秋からは志望校(2月1日校)に完全特化したSS特訓が始まります。これを落とし込んだらグラフが突き抜けました。とんでもねーな。

2月1日校対策はSS特訓本科、冬期講習、正月特訓に任せるとして、1日校以外は土特補講で対策してくれる校舎もあります。息子の校舎では男子は筑駒や渋幕の対策がありました。女子は豊島岡だったかな。こうなると「土特は優先度が低い」なんて言ってられません。プチSSだからね。

授業時間6年後半

復習量も授業時間に比例して増えます。これに加えて隙間時間に志望校の過去問をやらなければなりません。日曜が全部潰れたことでそもそも隙間時間などないのですが、そんなの知ったことじゃない。過去問がこれまた超重い(特に算数)のですが、もうやるしかないのです。「勉強ごっこ」は終わりだよ。ここからは効率じゃなくて体力勝負だよ。

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己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。歯を食いしばって前をむけ。君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。

因みに、SSがない日曜と祝日は全部模試。直しはすぐやる!必ずやる!できるまでやる!

日曜が(土曜も)大変になった分、平常授業の負担は軽くなります。社会は総復習になり理科も問題量が減ります。国語は範囲なし漢字テストが始まり、算数は仕上げのスパイラルに入ります。算数は夏期講習の難度ジャンプアップに振り落とされていなければ平常はジャブ程度で凌げます。

我が家はこの土台がグラついていたので、志望校対策と並行して、平常の該当範囲の夏期講習テキストを引っ張り出して同時に潰す作業を強いられました。夏期講習教材の時間差復習が足りなかったことも影響あったかと思います。後半は理社を犠牲にして算数ばかりやっていた印象。

算数の完成が遅れていた我が家にとっては、日曜本科も単科思考力も過去問も全部重かった。それでも心を折ってはいけない。千里の道も一歩から。まずは日曜朝の復習テストで着実に点を取る。一歩一歩進んでいく。辛くても地道にやる。できなければ繰り返しやる。ライバルはみんなやってる。

(夏期講習中に算数にフルコミットして土台をしっかり構築していればここまで苦しくなかったよな、と反省しています。)

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効果が出始めたのは冬になってから。

冬期講習から学校別オープンの過去問に取り掛かるようになりますが、面白いように点が取れるようになりました。クラス順位でも複勝圏を外さなくなった。過去問(初見の問題)の得点も飛躍的に伸びた。親から見ても「仕上がった」と胸を張れる状態になった。ギリギリ間に合った。


・・・まあ本番では不発だったんだけどね。

それでも、秋の成績落下からはリカバリーできたし、勉強の方向性は間違ってなかったと思う。配点が低い理科社会では国語の穴は埋められない。国語がダメなら算数で打ち抜くしかない。強いて言えば、もっと早くこの新フォームを完成させてあげたかったな。5年生までが完全無欠のバランス型だったから完成形を見誤った。国語がここまで落ち込むのが大誤算でした。


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