NN開成/渋幕オープン模試 #1 結果

開成・渋幕と2校受験してともに「合格」判定はもらえましたが、科目別に見ると国語の弱さが露呈したテストになりました。


●NN開成 テスト結果

学校別模試は母集団が少数かつハイレベルになり偏差値がブレるので、いつもの偏差値グラフではなく配点と得点、平均点の横棒グラフで示します。

6年NN開成(1)

4科総合は二桁順位後半でB評価。上図からも明らかなように、足を引っ張ったのは苦手の国語。平均点が32点しかない難しい模試で、漢字書き取りだけで3問(6点)も落とせばこうなります。記述は相変わらず書けません。漢字も書けない、記述も書けない、光明が見えない。。

算数・社会は平均点はクリアしたもののパッとせず。評価はともにB。一方、得意の理科は60点越え(70点満点)で2位でした。


●NN渋幕 テスト結果

学校別模試は母集団が少数かつハイレベルになり偏差値がブレるので、いつもの偏差値グラフではなく配点と得点、平均点の横棒グラフで示します。

6年NN渋幕(1)

こちらは4科総合で10位以内、A評価と上々でした。算数がよくできていたので牽引された感じ。国語は平均点ジャストのC評価。ほか3科目が軒並みA評価の中、完全に弱点科目になっています。理科・社会は渋幕の独特の出題形式に惑わされることなく、しっかり得点できていました。

さて、無料で受験しておいて生意気ですが、模試はいつも算数の平均点が低すぎて(=問題レベルが高すぎて)「判定テスト」として機能していないように感じます。2校ともに配点が相対的に少ない理科社会の平均点の方が算数よりも高いのはどうなのでしょうか。もちろんこれは「典型問題よりも新出の難問」というワセアカの哲学の下、作問者が意識的にやっていることですが、現状の受験生のマジョリティの実力に寄り添う気ゼロですね。

算数がハマれば突き抜けられる模試。言い換えれば、算数一極集中型の生徒が他塾模試よりもいい判定が出やすいとも言えます。算数が高得点で判定がそれに引っ張られた場合(我が家の渋幕が該当)は参考記録として見た方が良さそうです。

本日は第2回志望校判定サピックス・オープン、久々の教室受験になります。本来なら一日かけて実施する試験ですが、コロナ禍対策のために午後1時開始に変更されて、5時間ぶっ続けほぼ休憩なしの消耗戦になりました。マンスリーを実質2発午後だけで消化するようなもの。体力勝負ですね。

第1回は自宅受験かつ我が家は受験日を分けて実施したので、同日受験の厳しい環境でどこまで順位が下がるか見ものです。午前午後ダブルヘッダー受験の耐性が測れるリトマス試験紙になるかもしれません。


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