(合格しました!)ガス主任技術者試験甲種受験を振り返って

12月15日、待ちに待った発表だったが、直前は緊張で仕事どころではなかった。無事に番号を発見し、心の底から安心した。
各科目の正答率は以下の通り。論述選択は製造を選択。

法令:12/16
基礎:9/10
ガス技術
製造:3/9(7問選択)
供給:3/9(6問選択)
消費機器:4/9(7問選択)
合計点数:155/230

法令、基礎、ガス技術共に満遍なく点数を取れた印象。また、ガス技術の選択問題を分散させたおかげで点数を安定して取ることができた。

試験勉強を振り返って
9月24日、ついにガス主任試験を終えた。途中からはnoteへの投稿もできないほどに余裕がなくなっていた。ガス主任技術者試験の勉強の中では、社会人として働く中での勉強方法や時間の使い方など、非常に多くのものを学べた。以下に記していく。

勉強方法

  • 問題を解いた後の復習が1番大切。なぜ間違えたか、どの知識が足りていなかったのか、ケアレスミスだったのかを把握する。

  • 問題演習は紙ノートへ書く。(電子でも良いが、解いた記録をしっかりと残す)

  • 知識の集約は電子でも良いと感じた。当時分からなくても単語だけでも書き残しておくと、2周目の時に学習済みであることを思い出せるため良いかも。

  • 公式や法令の文章は、内容がわからなくても書き起こしてみること。いわゆる写経。書いてみることで頭の中で整理されていく。

  • 朝起きたら昨日覚えたことを復習すること。

  • コツコツ毎日やることも大切だが、まとまった時間を取って集中して一つの分野を終わらせることも大切。

時間の使い方

社会人になって数年も経てば、仕事で毎日忙しい日々を送ることになる。資格試験の勉強時間目安を見ると、毎日最低1時間は勉強すること、と書いてあることが多く、実際にそんな時間を捻出できるか不安だった。結論としては、「朝のちょっとした時間や行き帰りの電車、昼休み等を活用すれば1時間は捻出できる」ことがわかった。ただ、どうしても忙しくて時間が取れない週もあると思うので、そんな時は潔く諦めること。他の日にしっかりと勉強していれば、その二、三日勉強できなくても知識が後退することはない。

以下、意識した時間の使い方を記す。

  • 朝起きたら、昨日勉強したことを5分だけでも復習する。歯を磨きながら復習でも良い。

  • 行き帰りの電車や通勤で歩いているときも、単語カード等で勉強をする。数字の一つでも覚える。

  • 昼休みは昼ごはんを持参し、勉強に充てる。眠くなったら寝る。

  • 残業せずに済む時は、勉強のチャンスと思って早めに上がって勉強すること。

  • 集中力が下がるため、勉強する時は携帯を手元に置いておかない。

  • 夜に勉強していて眠くなったらすぐに寝て朝起きて勉強をする。

ガス主任の勉強方法

これまで色々と投稿してきたが、最後に全体を通した勉強方法およびラストスパートについて触れる。法令、基礎、ガス技術、論述と範囲が広いが、満遍なく時間を見つけて復習することが大切。

法令は最後まで徹底的に追い込む

過去問だけ解いていると、二度目の問題は解けてしまうことが多いが、テキストに書いてある条文の概要を自分で誦じて言えるようになるまで何度も復習する。個人的に最後まで何度も復習した分野は以下の通り。

  • ガス工作物や消費機器で事故が発生した際に誰に報告するか

  • 漏洩検査

  • ガス遮断装置

  • 消費機器、数字など

法令では、10問は押さえるつもりで解く。新形式の問題が出た場合は失点してしまうことが多いが、ガス主任技術者の規定や保安規程等の頻出問題は絶対に押さえる。頻出だが理解が難しい分野(ガス遮断装置、漏洩検査、防護措置)、引っかかりやすい分野(速報の有無)は繰り返し学習する。

基礎

計算問題は絶対に取れるようにする。選択肢の場合、本番どのような問題が出るか分からないため、確実に答えがわかる計算問題は絶対に落とさない。

ガス技術は3分野やること

先ほども記載したが、分散させてどの問題でも対応できるようにしておくことが重要。3科目の勉強が大変なのはわかるが、仮に落ちたらさらに大変なことになるので、今のうちに3科目勉強すること。
供給の計算問題は落とさないこと。式も徹底して覚えること。

その他

  • 数字の問題は絶対に落とさないこと。ガス主任技術者試験では、科目問わず数字のすり替えが非常に多い。

  • 問題文をしっかりと読むこと。単語だけ拾って、間違えか正解の判断をしてしまうことがあるので要注意。

最後になりますが、読んでくださった方ありがとうございました。今後他の資格試験を勉強していく際も、記録として残していきます。ガス主任技術者試験について質問のある方はいつでもご連絡ください。

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