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自己紹介~SAPばかりやってる人~

始めまして。

SAPのコンサルタントをやってます。

Twitterもやってます。

Twitterでも、SAP関連の情報を発信していくので @tomuo_sap もフォローしてくれると嬉しいです。

さて、「SAPって何?」っと、思った”あなた”は、noteに書いてますので、下のリンクから読んでみてください。

「読むのめんどくさい」っと、思った”あなた”のために簡潔にお伝えすると、

「SAPのコンサルタント」⇒「IT系の職業の人」

と思っていただけたら大丈夫です。


さて、私の年齢は、このnoteを書いている2022年時点で30代半ばです。

家族構成は、妻と子供2人。

日本の企業に勤めて十数年。

そんな私のSAPについてのキャリアと、noteを始めたきっかけを書いてみましたので、読んでもらえるとうれしいです。


1.SAPのキャリアについて

少し長くなるが、私のSAPのキャリアについて以下の4部構成で書いていく。

①社会人になりたての私
②SAPエンジニア時代(社会人1~3年目)
③SAPコンサルタント(初期)
④SAPコンサルタント(成長期)


①社会人になりたての私

入社から3か月間の新人研修でoracleやら、Javaやら、IT技術の「いろは」を教わった。

次の1か月でSAP社の教育を受講。

SAP社の教育の内容はABAP開発の技術習得と、試験を受講し合格すれば資格を取得できるコースだった。

当時、試験内容が大幅リニューアルしており、過去問が無かった中で無事に試験合格することができたのは、うれしかった思い出だ。


②SAPエンジニア時代
(社会人1~3年目)

大手製造業のSAPのバージョンアップに伴う、大規模開発プロジェクトに参画した社会人1年目。

もっぱらMM系のアドオンのPCLを消化していた。

テストが上手くいかないときはソースコードを就業時間中、ずっと追うのだが、実際に開発されたソースコードは研修でやっていたヌルいソースコードとは、まったく別で、解析するのに苦労したのを覚えている。

そんな苦労が数か月続いたが、おかげさまでソースを解析する力は如実に付いていった。

自分のノルマだった50本程度あったPCLを無事に消化し終わり、アドオン開発をやらせてもらえることになるのだが、SAPアドオンに限らず、プログラムソースというのは、プロジェクトごとにコーディングルールがある。

そのため、ソース解析さえできてしまえば、ある程度、類似のコードを流用してしまえば動く。

それに加え、当時の頭の中はPCLを消化したプログラムのソースが頭に叩き込まれてたので、アドオン開発で困ることは少なかった。

とは言え、もちろん苦労したこともある。
SAP特有のオブジェクト”Dynpro”、”SmartForm”あたりでは苦労した。

Dynproは、”BPI”、”BPO”という考え方で画面にデータの受け渡しをやっているのだが、画面IDなどの指定がプログラムごとに違うので、コピペでは限界があり、まじめにコーディングをしないといけない。

SmartFormは、帳票の罫線を点線で作りたかったのだが、いくら調べても点線で作ることは出来ず、若手の時代ということもあり「できない」ということが言い出せず、延々時間が過ぎていった記憶がある。
結果、有識者に確認したらSAPでは「できない」という結論になったわけだが、1週間ほどSmartFormと始業から終電時間まで向き合ってたのは本当に辛い思い出だ。


③SAPコンサルタント
(初期)

アドオン開発も一通り出来るようになり、開発リーダを経て、自分の作りこんだアドオンが、うずめいているMM領域の保守運用を実施するようになった。

顧客システム部門やユーザと直接話すようになっていき、「業務」「システム」、両方の観点でベストに落とし込むような提案をするように心がけていった。

いわゆるコンサルティングに近いものがあったが、もちろん最初から出来るわけもなく、コンサルティングと呼ぶには遠いものがあった。

ユーザからクレームを貰う辛い日々だったが、ユーザからのクレームは「業務」の観点からシステムの使いづらい点を指摘する内容なので、「業務」を知らない私にとって「業務」を覚えるための良い機会だった。

とは言え、ユーザからクレームを受けるのは辛いものがあるので、「ユーザからクレーム出ないようにするにはどうすれば良いか」を考え、下記の4点は意識した。

・業務で必要なこと
・SAPシステムで出来ること
・ユーザへの伝え方(システムちっくにならないような)
・交渉の落としどころ

これを5年ほど続けたら、コンサルタントとしてそれなりの信頼を貰えるような状況になりMM領域のリーダを担うことになっていった。


④SAPコンサルタント
(成長期)

開発、保守、運用を延々とやり続けてきたわけだが、世間ではSAPの「2025年問題」が話題になっている。

細かい話はグーグルで調べて頂いた方が早いと思うので割愛するが、簡単にいうとSAPを導入している企業は新しいバージョン”S4”に入れ替えることをやらなくてはならないのだ。

多数の企業で「2025年問題」を対応するためにプロジェクトが発足しているのだが、中堅社員の私はそれらのプロジェクトに駆り出され、現時点3社目のプロジェクトに参画している。

1社目については、プロジェクトのスコープ見直しによりプロジェクトに見直しが掛かり脱退したが、現時点2社を並行して対応している。


2.noteを始めようと思ったきっかけ

前の章でも書いたが、現在、私は2社のS4導入プロジェクトに参画している。

現在参画しているプロジェクトの私の立場は、
1件は「リーダー」、1件は「担当」のポジションだ。

リーダーとしてSAPの技術者を探すこともやっているのだが、
なかなか人が集まらない。

理由は明確で、各会社が「2025年問題」に対応するため、SAPの技術者を集めているから需要に対して供給が間に合っていないのだ。

実際に、SAP技術者とそうでないIT技術者の具体的な売値は下記のnoteで書いているので気になる方は読んでみてください。


そんなSAP技術者の市場だが、わたし程度が「供給不足を解決したい」と目標を掲げるのはおこがましくて出来ないが、私はそんなSAP技術者が不足している状況で何かできないかと思い、今まで経験してきたSAPの技術・知識・経験をnoteに書いてみようと思ったのがnoteを始めたきっかけだ。

3.まとめ

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

ここまで読んでくれた"あなた"は、SAPのことに興味がある方・関わっている方だと思う。

SAPのプロジェクトに既に関わっている”あなた”

SAPを始めようとしている”あなた”

SAPを使っている”あなた”

いろいろな”あなた”がいると思う。

noteを始めたきっかけは、前の章で書いた通りだ。

一方で、S4の導入プロジェクトというのは、わたしも経験が少なく、困っている点が多々あり、日々勉強中です。

"Give and take"

noteで一方的に情報を提供するだけでなく、情報をもらえたらステキなものになると思っている。

このnoteではそんなところを目指していきたい考えている。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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