たまには違う話。

KING OF BANDIT JINGというマンガが大好きっていうお話。

王ドロボウJINGとも。


どんなマンガかっていうと、そのまんま王ドロボウのジンのお話。ルパンよりずっとコミカル。で、おしゃれ。雰囲気がいいといってもいい。

未完のまま終わりそうだけども、主人公その他の背景とかもほとんど明らかになっていなくて、本当雰囲気でもOK。むしろ雰囲気がかっこいい。

主人公の名前がジン。相棒がキール。必殺技がキール。

うん、そうだね。全部お酒の名前だね。他のキャラクターの名前だけじゃなくて地名までもほとんどお酒。

ちなみに、コミックボンボンという小学生向けのマンガに掲載されていたという事実。酒から名前がきてるどころか、雰囲気もまったく伝わらないと思う。


唐突ですが、一番好きなセリフを。


キール「ひとつききたい‥‥お前と本当に“仲良く”なるには男と女どっちになったほうがいい‥‥?」

カシス「そ‥そうねえ、どちらでも仲良くなることはできるけど‥‥本当に仲良くなれるのは‥‥男の子‥‥かしら‥‥」

たまらない。主人公のせりふではないです。

画像は拾い物なので、削除希望があったらお教え願います。指入ってるし。綺麗な指で羨ましい‥‥。

キールというジンの相棒。彼は鳥なんですね。実は。

で、カシスというのはジンのことが好きな女の子。

このときのキールはまだ卵でして、しゃべる卵。生まれてないのに女好き。卵なのでまだどっちの性別で生まれるか決めてないんですね。でもカシスとは仲良くなりたい。ちなみにカシスは人間。


で、そんなキールがカシスに向かって聞いたセリフに答えたカシスのセリフ。

画像を探せなかったのが実に惜しい。ジンを直接好きとは言わないし、後にも先にもそんな描写はないので、もしかしたら自分の妄想なのかもしれないんだけども、きっとジンのこと好きだと思うの。

そんなカシスがなんとも切なく儚く物憂げであり、きっとジンのことを想って発しているその言葉。

男の子かしら。

胸がいっぱいになる。

他にもたくさん良いセリフがあります。本当。でも恋愛ドロボウマンガではなくて、そんな1コマだったというだけで、本来はもっとコミカルでクールでおしゃれ。なぜかあまり人気が無いのか、考察サイトとかも少ない‥‥。是非ご自分で検索していただきたいところではある。(人任せ)

ちなにみ、おしゃれポイントなのかは知らないけど、このマンガ。

……と三点リーダではなく、‥‥と二点リーダなのである。(とある考察を読んで知りました。すっごいな‥‥)

で、そんなことを知り、パソコンで何かを書くときは二点リーダを使うようになりました。、、、とか。。。で簡単にしちゃうときもあるけども。




では、次にお気に入りのシーンを。


ジンがひょんなことから美少女を誘拐しまして。コミカルな誘拐というか、上手くは言えず。しかし誘拐は誘拐である。その回でジンがウインクするんですね。そのシーン。



パキュン



は?ウインク?ウインクの効果音がパキュンって。痺れる。女に生まれたかった。本当に仲良くなるために女の子に生まれたかった。そのときの画像があったので掲載。矢印の編集がなされていたので、削除がご希望でしたらお教え願います。


下のコマでまんまと誘拐されることに同意している女の子がいますが、たしかにこんなにかっこよければ同意してしまう。

ちなみに、一応なヒロイン。ボンドガールならぬジンガールと呼ばれておりまして、基本的に一話完結物語でして。

毎回ヒロインとなる女の子がでてきます。カシスもその一人。

だれが一番好きかと聞かれても決めることはできないのですが、、、やはりカシスか‥‥いやロゼか‥‥ステアか‥‥

ちなみに、ステアというキャラクターも大好きすぎでですね、1曲作ったことがある。何を隠そうShan-la-la-laという曲である。宣伝ではなく事実であるw ラブソングではないけども、自分からステアのラブソングなのかもしれない!ある種の失恋の歌でもある。自分とステアの決別の歌でもあるかもしれない。歌詞の中にでてくるステアは間違いなくジンを待っているのだ。しかし、歌詞の最後で少しフラフラして他の男に行ってしまいそうな匂いが残る。自分の中の未練なのだろうか。きっとそうなんだろう。書いていて恥ずかしい。次の話題にしよう。死にたい29歳。


ではさいご。同時に不思議な世界観があるマンガであり、その中の1話にこんなストーリーが。

そう、「恋愛税」というものがある、とある町のお話。恋愛に税金がかかっているのだ。その物語の3ページくらいのセリフ。このセリフからこの物語が始まるといっても過言ではないのかもしれない。

「現在あなたと恋愛関係にある異性はいますか?」

これ。これな。それな。そりゃ恋愛に税金がかかっているからね。隠れて恋愛なんてしてたら不倫も真っ青な重罪なのである。

そんなセリフをジンへぶつける本ストーリーのヒロイン。もう遅い時間なので完結に済まそう!

ヒロインは平たくいうと恋愛警察みたいな感じ。ルパンとヒロインのようにハチャメチャな道中に巻き込まれて最後はこれで締めるのである。

「現在あなたと恋愛関係にある異性はいますか‥‥?」


だあああああああああああ。ルパンだけではなくジンも貴方の心を盗んでいくのです!俺の心も盗んでいくのです!そしてどうだろう。この子!泣いてる。乙女の顔である。きっと腹から搾り出したのではなく足の更に言うなら小指の爪の先からひねり出したような声なんじゃないかと29歳男は語る。かわいい。全米が震える。いや、全米が恋に落ちる。なんなら全米の心が盗まれる瞬間である。きっと女の子に生まれてきて親に感謝すると思う。いや、しないわけがない。そんな一言がここにはあるのだ。



では、本当最後にこの言葉で締めよう。未完の作品なのですが、未完ながら最終のお話の最後らへんのセリフ。まさにこのマンガにふさわしい。



‥‥盗むことってのは‥‥たぶん‥‥最高の賛美なのさ‥‥ そして‥‥ この世界が賛美に値する限り――王ドロボウは盗み続けるよ。


ぐんない。

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