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こころガス欠

画像は黒焦げのパン。これ、鉄製のホットサンドメーカー使って直火のとろ火でやらかしたのですが、焦げてても美味しかったのが不思議。トースターだと苦いのにね。焦げたパン。

さて、小さい頃は周りの人と仲良くできなくて、いじめられたりしてた私。怒られてもなんで怒られてるのかわからなくて。にぶちん小中学生。

高校生になると、その自分のダメなところを面白がってくれる人が現れた。それも結構な人数が。でも自分は何も変わってないから、周りがいい人ばかりなんだきっと。

大学生になると、ダメなところがおもしろいと言われ始めた。そうなると逆に不安になる。自分は小さい頃から何も変わってないのに。ダメな人なのに。

たまに怒られると、嫌だけど同時にホッとしてた。やっぱりダメなんじゃん私。なんで怒られたかわからないけど、ダメなんだよ。

そして私が夫に選んだのは、誰よりも私を怒る人だった。

夫は私にもわかる理由で怒る。

「この買い物、なんでこの店で買ったの?あの店で買えば100円安く買えたのに!」「車の運転下手だな!」「子どもが熱出したって仕事休むのは女の方だろう!お前より俺が休んだ方が、困る人間が多いんだ!」

私が悪いんだ。ちゃんと言うこと聞いていよう。もう、修行と思うことにした。

修行の効果は素晴らしい。外で出会う人たちがとても優しく思える。こんなダメな私にどうして皆さんそんなに親切なの?幸せ。みんな大好き。これは今も毎日そう思う。

人って怒られるとちょっとずつ心が削られる。夫は一緒にいる時間も長いし、怒られっぱなしで褒められもしないから、削られる一方。

そして迎えた修行20年目。子どもたちが「パパがママの悪口言ってる。悲しい」「ママは時間守らないからダメだって」「ママは片付けができないからダメだって」と、すまなさそうに打ち明けてくれた。

さすがにそれはつらい。だから夫にお願いした。文句は私に直接言って。子どもたちには言わないで。

「俺は悪口なんか言ってないよ!」

夫は真顔でそう怒った。悪口じゃない、本当のことだろ。という顔。私はそれ以上何も言えなくなった。

それから2年近く経ち、今まで子どもたちからの愛情で埋めてきた心が、持たなくなってきた。ガス欠。

夫はまだ子どもたちに私のことをあれこれ言ってるらしい。私がんばってるのにな。でもがんばってないとかそうじゃないとか言う問題でもない気もする。思考がぐるぐるぐーるぐる。

いよいよ第三者にお願いして、絡まったとこほぐしてもらわなきゃいけない気がしてきた。そのために、気持ちの整頓として書き出してみました。超私事です。

今までのこと後悔はしてないけど、もう怒られるのは嫌だ。それだけはハッキリしてる。心の中のことを書き出してみたら元気出てきた。ダメだな私。

#noteだけの話  #ひとりごと #気持ちの整頓 

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