見出し画像

2023年9月&2024年1月22日

50代後半の夫は広島でタクシードライバーをしていました。
妻の私は東京にいて、離れて暮らしていましたが、お互い行き来しながら、あちこち旅行して楽しんでいました。

広島だから野球はカープが好き。
サッカーはサンフレッチェが好き。

2023年6月には
北海道のエスコンフィールドに行き、応援してました。

それが、9月にガン告知され生活が一変。

ガンは「悪性リンパ腫ガン」です。

私は夫からガンだと伝えられても、そこまでショックではなかった。
昔、治らない病気の一つと言われていたかもしれないけど、今は違うから。

しかし、夫にとって衝撃は想像以上に大きかった。

どう生きればいいのかわからない
何をすればいいのかわからない
息すらするのが辛い

9月末に手術をすることになり
益々情緒が不安定になり
手術前に東京に1週間くることになりました。

全く変わってしまった夫

私に会えた瞬間
震えながら
ただただ泣いていました。

「なんとかここまでこれた」

夫にとってここまでくるのが
こんなに大変だったとは‥。

歩くのはゆっくり
息が荒い

病気の影響なのか
ストレスなのか
わからない

笑わない
下を向いているだけの夫は
はじめてみる

お店で食事をしようと思ったら

いつも食べていたコンビニのおかずを買ったら

何を食べるの??

食べるものさえ変わってしまった。

目にもじゃもじゃした黒い物体がみえて
仕事ができなくなった。
それが何かと思えば、ガンだと言われた。

ご飯も食べれない
何もしたくない

そんな無気力な夫に
「今は休めの時期だと思って、ゆっくり休んでね」
と言った。

つづきは明日

ーーーーーーー
2024/1/22

仕事が終わり
電話すると
いきなり泣いている夫。

「どうしたの?」

「ただありがとうと思ってるだけ」

この病気になるまで、泣くなんてお父さんが亡くなったときぐらいだった。

今まで我慢してきた涙が
溢れてでてくるだけ。

帰ってご飯作って一緒に食べようとすると
また泣いてる。

「こんなご馳走食べれるんだ!」

喜んで食べている。
今では食欲が復活して食べれるようになった。

寝れなかったらどうしようと、寝ることの悩みは相変わらず。

今現在、いびきをかいて寝ているけど、本人は寝ている意識がないらしい。

それではまた明日!

あなたの好きなことが誰かの笑顔にする、ハッピーシェアリングの活動費にさせていただきます!