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お花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか③

大東早織です。

前回の記事の続きになります。

私は今でこそお花が大好きで、仕事にもしていたくらいです。
ブライダル系の花屋さんに約3年半勤めていて、IT系の異業種からの転職ということもあり、とても新鮮でやりがいのある仕事でした。

今はまたIT系業界に戻ってwebデザインやディレクションの仕事をしていますが、それでもたまに知り合いのツテでワークショップ講師をする際にお花に触れる機会もありますし、出かけた先に花屋さんがあると、思わず立ち寄ってしまいます。

街で新しい花屋さんがあると、買い物はしなくても不思議と行きたくなってしまうのです。

しかし私は、はじめからお花に興味があったり好きだったから、仕事にしたというわけではありません。

今回はお花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか、という話を書いていこうと思います。

突然の悲報

本当に信じられないことなのですが、同僚のデザイナーは亡くなっていました。
葬儀に参列し、彼のご実家にも伺いました。
ご両親もなぜその行動を取ったのか信じられない、という状態。
私は掛ける言葉もありませんでした。

なぜ私は元気がなさそうな顔を見たあの時、一声でも話しかけなかったのか。
恐らく誰にも自分の気持ちを表すことなく。。

今でも悔いが残ります。

その後

私はその後、植物が好きだった彼の供養のためにと思い、お花を買いデザイナーがみんなで使える共有スペースに飾るようになりました。

今までそんなに興味がなかった花に対して、なぜか自然と気持ちが向いていました。
花がそこにあると、彼が生きていた証のような気がするのです。

はじめは自己流で飾っていました。
夏場で気温が高いというのもあり、水もすぐに濁ってしまいますし、お花もすぐに萎れてしまします。

そのうちに、「もっと長くきれいな状態で飾っていたい」ということをおもうようになってきました。


次につづきます。


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