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半分生活

いつか知人が言っていた。

「地球環境の悪化防止のためには、今の生活を90℃変える必要がある」

と。90℃変えるのが具体的にどんなことかピンと来なかった。というか今の社会システムの中で生きる上で無理があるので、日常生活で出来る「半分生活」を考えてみた。

*食事→ 米/野菜/卵 (栄養豊富)or肉魚
*衣服→ 本当に必要且つ長く使用出来るものを購入
*お風呂→ 2〜3日に一回(夏以外)
*電化製品→ スマホ/洗濯機/冷蔵庫
*家→ 暖房か冷房どちらか(地域に合わせて)
*外出→ 極力車を使わない

…結構厳しい?でも昔は電気なんて通ってなかったけど、生活してたよ。ちなみに米は土鍋で炊くと想定した。ただこれ、

肝心の地球環境悪化防止に、どこまで繋がっているか

甚だ疑問だ。ただ一個人が我慢しているだけになってしまう。なので、次に半自給生活を目指して考えてみる。調べてみたら、こう書いてあった。

【自給自足自分が必要な物を自分で生産して、それだけで満ち足りた生活を送ること 。自分の力で衣食住すべてをまかなうこと。

*食事→ 主食・野菜・タンパク源を自ら育てる&手に入れる/足りない物だけ購入
*衣服→ 自分で作る(古着の活用)
*お風呂→ 夏は川で洗う/冬は風呂か銭湯
*電化製品→ 電話のみ
*家→ 自分で建てる(他人の援助可)
*外出→ 車の使用は不可欠(不便な場所と想定されるため)
*病になったら→ 薬草などで対応

…どうだろう?難易度は結構上がったと思う。(でもこれに近い生活をしている人を私は知っている) やってやれないことはない。多少チグハグ感はあり個人によっても違うだろうが、大きく外れてはいない…と思いたい。

でもこれ、現代人から見たら厳しいよ

都会に住んでる場合は特に。そして自給自足と言いながら、電話や車など自分一人では到底作れないものは外せなかった。
そういえばプラスチック削減のためにレジ袋が有料化された時、「一枚たったの5円かよ」と感じたことを思い出した。もっと値段を上げないといけないよ、というか少し経ったら100均で売り出されたよ(T_T)

人はいきなり生活を変えられない。冒頭で述べた通り、「今の社会システム」では限りなく難しいからだ。「半自給自足生活」ですら出来る人は僅かだろう。結局

需要があるから社会システムが変わらない

そんな中で将来を見据えて、何が出来るか。「出来る限り健康であり、自給自足生活のシュミレーションをする」ことではないかと私は思っている。スーパーに行けば食料が手に入るのも、暑さ寒さを直ぐ調整出来るのも、本当は全く当たり前ではないのだ。

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