星の王子さまを読んで
✨星の王子さま✨
~ "Le Petit Prince" ~
お庭のバラの蕾が
寒さを堪えて佇んでいて
なんか「星の王子さま」を思い出して
子どもの頃に読んだ「星の王子さま」を
ひっぱり出してきました👑
星の王子さまで思い浮かぶのはやっぱりバラ
「バラ」は超ワガママって記憶してたのに
「バラ」はそこまでワガママじゃなかった。。。
ちょっと意地っ張りなだけだった。。。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
これはキツネの言葉だったんですね
そして
「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶしたからだよ」
ひまつぶしたからだよ
ひまつぶし。。。
こんな真理が書かれていたとは!?
って思ったら
この部分は誤訳なのでは?
と仰ってる方もいるようで
正確には「時間を費やす」「時間を失う」
という意味合いのようです
びっくりした 笑
ただ「星の王子さま」が
初めて翻訳されたのは1953年
しかも翻訳した内藤濯(ないとう あろう)さんは
1883年(明治16年)生まれの方なので
時代背景的にこういう表現を
選ばれたのかもしれません
「人間はみんな、ちがった目で星を見てるんだ。旅行する人の目から見ると、星は~(中略)~
でも、きみにとっては、星が、ほかの人とはちがったものになるんだ・・・」
こんな風に人は同じものを見てると思っていても
全然違うものを見てるんだよって
教えてくれてたなんて
「星の王子さま」はサン・テグジュペリが
親友のレオン・ウェルトに書かれたもので
この2人の絆を想うと今まで以上に
切なくもありあたたかくもなります
色々経験すると王子さまが星に帰っていくシーンも
切なくて胸がギュッてなる
そして絵が思いのほかシュールだったことに
驚き( °_° )
もっとファンタジックだと思ってたのに・・・
確かポストカード持ってたなぁって探してみたら
ポストカードも目が。。。
別にポストカードも
ファンタジックではなかった。。。
あくまで私が思ってたのと
違ってたってだけだけどw
勝手なイメージを勝手に当てはめて見てただけで
全然ちゃんと見てなかったことにしょーげき( ᵕ ᵕ̩̩ )
こういうことを至る所でやってるんだな
わたしは。。。
小学生の時に読んだ記憶があって
いくつの時だったかなぁって
母親に聞いたら覚えてなかったw
あとから母親が持ってたものを
私が勝手に自分のものにしたことが発覚
記憶とはなんとも曖昧であてにならない lll_ _ )
私が読んだのは岩波書店の
オリジナル版と言われるもので
2005年に翻訳出版権が切れて
新訳がたくさん出版されてるそうなので
違う翻訳のものも読んでみようかな
挿絵も変わっているようなので
もうあのシュールな挿絵はないのかも
本屋さんで色々見てみようと思います^^
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「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめてるだけで、しあわせになれるんだ。
そして、〈ぼくのすきな花が、どこかにある〉と思っているんだ。」
「みんなは、特別列車に乗りこむけど、いまではもう、なにをさがしてるのか、わからなくなってる。だからみんなは、そわそわしたり、どうどうめぐりなんかしてるんだよ・・・」
『星の王子さま』より
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翻訳者の内藤濯さんは日本に初めて作曲家のクロード・ドビッシーの作品を紹介した方でもありました
日本人として感謝しかありません☆彡
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